怪鳥の【ちょ～『鈍速』飛行日誌】

2013年11月、福島沖で「浮体式洋上風力発電」の実証実験がはじまりました。無限大によれば、2018年の実用化を目指して進められていて、これが実現すれば日本の再生エネルギー産業の主役に踊り出る可能性があるスゴいプロジェクトなんです。 注目すべきはその「浮体式」という方式。（中略）風車を載せる台そのものを海に浮かべる今回の「浮体式」は、数年前から実証実験がはじまったばかりの方式ですが、造船や海底油田の洋上基地の建設にも使われている技術のため、日本企業にはすでにノウハウや実績があるそうです。
(日本エネルギー産業の大本命？ オールジャパンの力を結集した「浮体式洋上風力発電」がはじまった！ : ギズモード・ジャパン)

果たして、日本の電力問題の救世主となるのか？！

洋上風力発電は、多くのメリットがあると言いますが、デメリットもまた多いんですよね。
気象により左右される風力発電ですから、安定した電力を確保する火力や原子力の代替エネルギーとしては厳しい物があるでしょう。
これをカバーしようとするとなると、広範囲に多数の洋上発電所が必要となるんじゃないだろうか？
また、広範囲になると、電力の長距離伝達によるロスも大きくなる。
洋上に設置した場合の、メンテナンスの難しさも有りますね。←これはコスト増加の一番の要因になる。
浮体構造についても、問題はゼロではない。
重心の高いものは建造が難しくなるため、どうしても小規模になってしまうし、海水や潮風にさらされることによる耐久性も問題になってくることでしょう。
その辺の問題が、どのようにクリアされることになるのか。
とりあえずは今回の実証実験で、いろんな問題が出てくると思います。
それをどのようにクリアするか・・・・ですよね。

あまり期待を大きくせず、現実的な問題をクリアするための実験と割りきって運用してほしいものですね。

【他に気になったニュース】
・「モーレツ宇宙海賊」劇場版公開直前に冒頭6分間をニコニコ動画にて6時間限定公開 | トーキョーアニメニュース – TOKYO ANIME NEWS
　映画にも行きたいが、結構遠くの劇場まで行かないといけないんだよな。(-"-;)

・世界最大の太陽熱発電所で鳥が黒焦げ : ギズモード・ジャパン
　こちらも、問題はあるようで・・・・。

・ケーブル伝いに宇宙へ、ロケットに替わる「宇宙エレベーター」実現への展望 - GIGAZINE
　なんだかんだ言っても、実現は遠いと思うな。(;^_^A

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