1114022 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

     山ボケ社へようこそ                     山ボケ猫(野口いづみ)のブログ

山ボケ社へようこそ            山ボケ猫(野口いづみ)のブログ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Calendar

Recent Posts

Category

Favorite Blog

わたしのブログ 山ボケ猫1057さん

Comments

NAOKO@ Re:雨模様の秩父札所巡り20~25番(09/26) アップされていないだけで、34か所歩か…
NAOKO@ Re:富士山の精進口登山道を下る(08/11) まあ。キーが見つかりよかったことです。 …
NAOKO@ Re:富士山の精進口登山道を下る(08/11) まあ。キーが見つかりよかったことです。 …
山ホープ@ Re:鎌倉アルプスー北鎌倉から六浦へ三浦半島横断ー天園尾根と朝比奈切通ー(09/05) 鎌倉は市街地と思っていましたが、山とモ…

Archives

2024.05
2024.04
2024.03
2024.02
2024.01

Keyword Search

▼キーワード検索

Freepage List

2021.09.05
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
2021年9月5日
週末は天気予報が悪いところが多かった。やや天候がよさそうで、近場で雨が降っても歩けそうなのが鎌倉アルプスで、そういうことになった。前回、湘南ガールのあかねさんに埼玉の小川まで遠路お越しいただいたので、今回はなるべく湘南方面という、リーダー伸吉氏のお取り計らいもあった。なお、鎌倉アルプスは鎌倉市街を囲む標高100mほどのハイキングコースで、最高峰と言われる大平山で標高は159m。今日歩く予定の天園(てんえん)コースは中世の修行僧が歩いた山道で史跡が多いという。私はてっきり犬のお散歩道系で、おしゃれなカフェなどでティーもなどと、夢見てしまうが、とんでもない思い違いと後で判明した。
8:45に北鎌倉駅に着いた。自宅から2時間かかる。リーダー伸吉氏はいつもの山のつもりで1時間、間違えて早く来てしまっていたとのこと。メンバーはリーダー氏、あかねさん、三鈴さんに私の4名。



県道21号線、別名鎌倉街道を少し右に歩くと円覚寺があり、小1時間、10時近くまで拝観した。臨済宗円覚寺派の大本山で鎌倉5山第2位という。元寇の殉死者を弔う寺だそうだ。自然に囲まれた6万平方mの広大な敷地に多くの建物が並んでいる。山(鎌倉アルプス)を背にしているので、奥へ向かって傾斜があり、歩くのにちょうど良い。仏殿には金澤翔子さんの書「仏心」が飾られていた。力強い書だ。金澤翔子さんのお父様のお墓が円覚寺にあるそうだ。



奥に進むと妙香池がある。お茶ができる場所もあるようだった。百観音が立ち並ぶ庭はスケール感がすごい。居士林は牛込にあった柳生流の剣道場を移築したもので、座禅道場として使われているとのこと。建物が多すぎて、なにがなにやら。



南側の道を戻ってくると石段があった。あったら登らざるを得ない。上は鐘楼があり、洪鐘という鐘は北条貞時が寄進したしたもので、鎌倉一大きいとのこと。弁天堂もあって、展望がよかった。
寺の入り口の脇の木の幹でセミが脱皮していた。行く時からちょうど1時間立っていて、セミの形に変身していた。しばし生命の営みを眺める。



鎌倉街道を少し南下し、民家の脇の小道を左折して坂道を登る。入り口だけ舗装されていた。民家の間の階段わきに小さな赤い社があった。少し上がると急な登山道になる。草深い・・・。これがハイキングコース?10:17、突きあたって三叉路に出る。ここを右折する。10:27、八国見山という山があるが、木立の中で展望はなく、ピーク感はない。昔、八国も見渡せるほど展望がよかったのだろうか。



しばらく登山道を歩いてから、住宅地に出て、下っていく。しゃれた家もある。下りきって車道で左折すると三差路になっていた。なんとなく右に行きたくなるが、標識で左が天園ハイキングコースとのことで、左へ道路を上がっていく。



住宅街をそれなりに楽しんで歩いて、11:10、天園ハイキングコースの入口にたどりつく。



一登りすると、11:20、勝上献(しょうじょうけん、実際は献の上に「山かんむり」がつく)展望台についた。右に下ると建長寺。鎌倉市街と海が見えるというが、空模様が悪く、あまりクリアーではない。ここで一休み。



そこから少し先に、11:36、これぞ史跡という岩山があった。十王岩だ。岩壁に冥界の判事の十王のうち閻魔様など三王が浮き堀にされている。上に登ると展望がよかった。



11:44、右に覚園寺、左に長寺道の石標がある。さらにその先に少し小高い所があり、何かありそうなので登るとお地蔵様がいられた。覚園寺にゆかりの像らしかった。



12時前後にお皿を重ねたような岩や、バウムクーヘンのような岩や、地層の美しいところがあった。地質好きにも応えられない場所なのでは。



さらに地質的に面白そうなエリアを歩いてから、根の張った斜面を登っていく。



12:27、大平山についた。これが山?白いビルがあり、駐車場もあった。病院と思ったが、何かの宗教組織の建物かもしれないとも思ったり、最終的にはゴルフ場のクラブハウスらしかったが、ちょっと貧相・・・。



大平山から天園尾根をたどって、12:55、天園に着く。天園というような天国のような場所には思えないが。ここが横浜市内最高地点との表示があった。太平山なのでは・・・。ランチをしているハイカーグループがいた。



ここから急な道を下る。右に獅子舞という谷に下る道を分けていた。獅子舞は紅葉の時期がよいらしい。このあたりは天園ハイキングコースだが人は少なく、一人にしか会わなかった。13:18、貝吹地蔵。新田軍に追われて山道を逃げる北条軍の残党を、この地蔵がホラ貝を吹いて逃亡を助けたという伝説がある。人助けをしたお地蔵さまだが、季節のせいか、草に半身が覆われている。13:27、横穴があった。やぐらと言われるお墓跡と思われる。そばに、瑞泉寺の裏山があり、奥津城やしろという鎌倉武士の眠るとされる墓があるらしく、墓の多いエリアなのだろう。



まっすぐ進むと瑞泉寺の方へ下ってしまう。少し迷って、行き過ぎたが、戻って草深い小道を見つけ、これを左に入る。なんとか、住宅街に降りた。



国道204号に出ると角においしそうな蕎麦屋があった。峰本というお店で実際おいしいお店と後できいた。この店には入らず、14:03、十二所(じゅうにそ)神社でランチを摂る。今日はこれでそろそろおしまいかと思ったら、もう一コースあったのだった。



国道を横切って、民家の女性に尋ねたりしながら沢沿いの道に入る。梶原太刀洗水という湧き水があった。鎌倉5名水の一つで、梶原風時が血の付着した刀をここで洗い流したそうな。その先が分岐で、朝比奈切通しは左へ入る。すぐ三郎の滝という、思わず登りたくなる沢があった。朝比奈三郎が切通を一夜で完成させたという伝説がある。



朝比奈切通しとは鎌倉への陸路の入り口で、鎌倉7口の一つ。なんせ鎌倉は鎌倉アルプスに囲まれているのだ。1241年に整備され、1969年に国の史跡に指定されたそうだ。岩が大きく切り取られて、遺跡のようにみえる。出口に通行止めの看板があった。私たちは右手に山道に入る。



登って行くと、15:15、熊倉神社があった。これは登山道の右側にあり、地図では左に書かれ、間違えているようだった。神社は小さいがよく整備されている。浄明寺地区の氏神様として護持されてきたそうだ。さすが鎌倉という感じ。神社の後ろを左手に階段を登って行く。



展望のある場所を通って、15:55、鉄塔の所に出た。右は「千光寺、六浦方面」、左は「三信住宅」とある。迷ったが、左へ下りた。ちょっと急な下りだった。これは右が正解だったのかもしれない。住宅街を歩いていき、玄関先を掃除していた女性に六浦駅までの道を聞く。丁寧に教えてくれた。猫がのんびり暮らしているようだった。住宅街は建物や車などを眺めながら抜ける。横浜横須賀道を越えて、やっと16時半ころ、六浦駅に着いた。しかし、駅周辺はコロナ禍でもあってか寂れた感じで、グルメのリーダーのお眼鏡にはかなわず、逗子まで電車で行くことになった。



リーダー氏の嗅覚に基づき、逗子駅前のビルの5階の海鮮マルシェ太陽で夕食を摂った。長く歩いたこともあってか美味なり。わざわざ逗子まで来た甲斐があったと、満ち足りた気分になる。18:18の電車に乗って20時頃、自宅そばの駅に帰着した。自宅まではやはり2時間だった。
雨に降られず良かった。まっ、ハイキング2回分を一度に歩いたので、登山という感じだった。歩行距離は円覚寺を入れないで12kmだった。入れると13km程度かと。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2022.01.10 23:59:51
コメント(2) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.