インナーは熱形成
一日の行動時間が12時間以上かかるようなロング山行は歩行時のブーツとの相性が鍵となる。靴づれが起きるとその時点で山行はかなり敗退色が濃くなる。昔と違ってブーツのインナーは熱形成で自分好みに調節出来る為靴づれも少なくなった。購入時はお店で特殊な機械でインナーを温めて形成をしてもらえるがその後再調整が必要な場合などお店に行くのは面倒なので自宅で行っている。一昨日も自宅で行ってみた。インナーに大きめのポリ袋を三枚重ねて入れてそれに沸騰したお湯をやかんでたっぷり注いで20分程置けばインナーは熱でふにゃふにゃになるので予め足の当たる部分にパッドを当てて厚手の靴下を二枚重ねしてすばやく足を入れて15分程靴に足を入れて冷えるのを待てば簡単に形成出来る。足の爪先部分全体には余裕を持たせるため自作のカバーなどを作る必要があるがインナーだけを別に購入した場合もこれで済ませて大体うまく形成している。スキー靴はインナー形成が全てと言っても過言ではない。