|
テーマ:楽しい山登り報告(685)
カテゴリ:過去の山行紹介
この日は、雲仙岳に登った。雲仙岳とは三峰(妙見岳・国見岳・普賢岳)、五岳(野岳・九千部岳・矢岳・高岩山・絹笠山)の総称で普賢岳で日本200名山に選定されている。平成新山が最高峰だが、むろん登山禁止だ。一日に全てを廻るの無理なので、三峰周回、矢岳、九千部岳に廻ることにした。
公共の宿なので朝食時間の融通は利かない。それならばと、朝飯前に矢岳に登ることにした。5:00に宿を車で出発、外は暗い。雲仙公園ビジターセンター脇の駐車場に車を停めて5:35歩き始める。まだ薄暗いのでヘッドランプを装備、水だけもった空身で登る。雲仙地獄分岐を過ぎ、十字路を直進すると急な階段状の道となる。右から廻り込むように矢岳の山頂に到着。風がゴウゴウと音を立てている。しばらくすると平成新山の右から太陽が昇ってきた。 南の三角点までは行かず、引き返して雲仙地獄に進む。「君の名は」で有名な真知子岩を過ぎ小糸地獄を見て、ホテルの脇から車道に出て駐車場に戻った。7:09到着。 宿に戻り、朝食後、再び車で移動、仁田峠登山道路に入る。ここは一方通行なので東側から入ること。実は西側から向かいタイムロスをした。有料道路で770円、最近無料になったらしい。 仁田峠駐車場に車を置き8:48出発、ロープウェイに沿った登山道を登る。妙見岳駅の広場に着くと、観光客が降りてきた。展望台への会談を見送り稜線左をトラバースするように登っていく。妙見神社に参拝、妙見岳は、地形図上この裏だが道はなかった。右から踏み跡が伸びてきていたので展望台の先なのかもしれない。 緩く降りていき右に普賢岳分岐を見送ると笹の中の岩の道となる。鎖、ロープがあり抜けると大岩の国見岳山頂だ。普賢岳、平成新山が大きく見え大展望が広がる。 普賢岳分岐まで戻り、紅葉茶屋まで広葉樹の中を降る。紅葉茶屋を過ぎるとジグザグの急登となる。がんばって登ると岩の風景となり普賢岳の山頂に着く。一等三角点があり正面に平成新山が大きい。 我々だけの山頂で雲ひとつない快晴、皆さん大満足のようだった。振り返ると歩いてきた妙見岳も見える。 紅葉茶屋まで戻り薊谷沿いに降りていく。途中からトラバース道になり程なく仁田峠駅に出る。11:40到着、平成新山が見える。ここで山バッジを買った。 車で15分ほど移動、西に進むと九千部岳の大きな裾野が見えてきた。2時間ほどで登るはずだが不安になった。田代原牧場を過ぎ、田代原トレイルセンターの駐車場に入る。 外でランチを摂り12:25出発。いきなり田代原経由の周回コースに入りかける。こちらの方が道が長い。西に林道を進み、窪んだ登山道に入る。急登だが道がうまくついているので順調に高度を上げる。西の肩で休憩した。この後、稜線は、大岩の連続で険しかったので正解だった。九千部岳山頂からは普賢岳がクリアーに見えた。 同じ道を戻り、トレイルセンターに14:43到着。トイレと洗面を借りた。 車に乗り、雲仙温泉方面に戻り、途中から島原方面に東に進む。有明海側に出て島原温泉九十九ホテルで一浴した。島原城を車窓から見て国見を過ぎ、諫早ICから大村ICと長崎道をつかい、長崎空港に戻った。空港のレストランで打上げ、「食う、寝る、登る」の二日間だったと皆で大笑いした。19:25発のANA670便で帰京した。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
July 17, 2009 09:05:55 AM
コメント(0) | コメントを書く
[過去の山行紹介] カテゴリの最新記事
|