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テーマ:楽しい山登り報告(685)
カテゴリ:山行の印象
今月の個人山行は、西丹沢の大室山とした。クラブ山行でH22/11に菰釣山から目指したが冬場ということもあり、タイムオーバーで加入道山から道志に下山した。西丹沢自然教室から周回コースで加入道山とつなげることにし、SHC:No655(11/05)(以下、ガイド)を参考にして歩いた。
新松田駅で往復券(ぶなの湯入浴券付2200円)を買い、日曜しか便のない8:30のバスに乗ると大勢の人が乗っている。終点の西丹沢自然教室まで、ほとんどの人が下車せず先が思いやられる。自然教室で登山届の記入を求められたので用意した計画書を提出した。すると増発便が到着、益々大勢の人となった。 ![]() 8:55歩き始める。すぐツツジ新道の分岐があり、ほとんどの人はそちらに入っていくので一安心だ。後で知ったのだが、桧洞丸のシロヤシオ目当ての人が多いようだ。用木沢の分岐につくと車も沢山停まっている。右岸から左岸に立派な鉄橋を渡り、その後、木橋、浅い渡渉を繰り返す。広い河原を通り道が北に向くと勾配がきつくなる。枯沢を登り笹を抜けると空が開け犬越路に着くが、雲量多く展望はなく大室山方面は半ば雲に隠れている。 ![]() きれいな避難小屋の脇を通り1168三角点を過ぎると勾配が緩くなる。登り降りを繰り返しながら高度を上げる。僅かだが岩場の鎖の降りもある。1450mくらいから急勾配となり、がんばってい登っていくと稜線の分岐が見えてきた。 ![]() 分岐からは右に行くとほとんど平らで大室山の山頂に着いた。木々で眺望はなく雲の中なので寒い。ここまでの登りは4パーティほどしかあわなかった。 ![]() ランチをとった跡、分岐まで戻りまっすぐ加入道山を目指す。道は木道になり、ぽつぽつと雨が落ちてきた。階段の急な降りを破風口の鞍部まで降りて、すぐ登り返す。所々、ミツバツツジが咲いている。前大室で道志への分岐を右に見送り左に曲る。加入道避難小屋を見るとすぐ加入道山だった。都合、3度目の山頂となる。廻りは霧が濃くなってきて真っ白だ。 ![]() 降ってすぐ道志への分岐を右に見て、更に降るとテーブルがありその先が白石峠だ。左に曲がり尾根をはずれる。ジグザグに降りるが時折、斜面が崩れ土が道に被っていて斜めになっているので注意を要する。石ゴロゴロの沢を歩き、水音が聞こえてくると右岸側から勢いよく水が出ている。白石沢の源流だろう。浅い渡渉を繰り返し、右斜面のトラバースになると白石滝が右に見える。再び沢に出て木橋で沢を何度か渡る。ガイドでは「堰堤下の渡渉が水量多く大変」とあったがそこにも木橋がかかっていた。 ![]() テーブルベンチで休憩、時計を見ると17:05のバスにはぎりぎりだ。これを逃すとかなりバス待ちになるので、ここから休憩無しで歩くことにした。その後も渡渉を繰り返し、左からの枯れ沢を越えるとようやく林道に出た。 ゲートの先で往路の用木沢分岐に出ると、人が多い。キャンプ場の景色を見ながら足早に歩き、自然教室に16:46到着した。既にバスが来ていて、聞くと16:55の臨時便で17:30にも臨時便を出すらしい。途中、中川温泉で降りてぶなの湯で汗を流す。最終バスまでやや時間があったが、中川温泉発19:11のバスに乗り新松田から帰京した。
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最終更新日
June 8, 2011 07:08:22 PM
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