小さなチャレンジのためのツール
2006年になって初めて、このblogをPCから記入しています。今年はいろんなチャレンジを自分で決めたのですがこのblogは毎日「携帯」から更新することにしました。今年になって自分の中で“捨てたもの”にいくつかの作業時間があります。その中の一つ「PCから楽天blogをチェック・更新する時間」を捨てました。朝の5分程度のコメントチェックを終えると、2週間に1回程度、PCから振り返りとリンク更新・編集作業マイナーチェンジ作業をしますが、それ以外はノータッチです。時間は捨てましたが、更新頻度は上がります。ストレスフリーの状態で更新できるスタイルでこのページは運営されます。カテゴリー分けをサボっていたら、まったく検索性の悪い記録サイトとなってしまった、自分の分身のようなこのblogに対して「このblogについて」というカテゴリーを設けましたのでその説明用のページです(2006年1月8日)。2003年の3月14日から始まったこのblog そのころはまだ通称「楽天日記」と呼ばれていましたね。blog という言葉はすでに存在していましたが、まだ一般的ではありませんでしたし「日記サイトは面白い」という認識くらいしか持っていませんでした。僕は、年間相当数のライブを見るので、きちんとその感動を記録したいなぁ・・と思ったのが、そもそものきっかけでした。第1回目は、東京にふらりと芝居とストーンズのコンサートを見るために出かけて、その感動を記録するためにホテルに持ち込んだモバイルPCから更新したことを今でも細部まで思い出せます。人間は忘れる生き物だと言われますが、その生き物の中でも更に忘れるのが得意な種類じゃないかと、自信を持って宣言できるくらいよく忘れるのが自分です。だから手帳とか、メモとかは人一倍上手に使わないと厳しいのですね。朝起きてから、夜寝るまでの一日に見る風景を文字にすると“文庫本24冊ぶん”になると聞いたことがあります。無意識で仕入れるそれだけの膨大な情報を、ほとんど捨てている現実。ほとんどが無意味でも、思いや匂いや感覚を伴った記憶から結構その時の状況を思い出したりできるのです。「それは絶対に楽しいし、自分にとっては絶対価値がある」そんな初期衝動で、今も続いているblogです。書くことで体を軽くすることもできますし、小さなチャレンジやちいさな驚きを積み重ねていくこともできます。ドキドキして楽しい“初期衝動”を呼び起こすにはどうしたらいい?ポップに自分を奮い立たせたいときはどうやってたっけ?そんな疑問に対する答えに、向き合うためのblog です。そして自分の分身である言葉を認知するツールとしての役割を担っています。「情報は、認知した瞬間にその人のものになって なおかつ体は軽くなる(増田宗昭/CCC創業者)」