実習の子を迎えに行きました。
0いまバイトする放課後デイでは、ちょうど高校2、3年生にあたる子たちの、卒業後のための実習が入っています。何か仕事ができそうな子はNPOの経営するパン屋さんだったり、作業所だったりに行って、能力に見合う仕事を模索するわけです。私が前の職場で小学生だった頃から面倒を見ることが多かったS君も、月曜から作業所に通っています。そこは私の前のバイト先(公的機関であらゆる障害者のための3階建ての建物)の一室で、前職場の放課後デイも同じ建物の中にあります。2時半に仕事が終わるそうで、「ヤンパさんにS君を迎えに行ってもらいたいんだけど、前の職場の人と会うのは嫌ですか?」と聞かれました。ぜ〜んぜん。^^なんつーこともないですよ。考え方が違うのでやめただけで、喧嘩したわけでもないですから。前の職場は以前書いたように、子どもにいろいろ関わらない・やたら話しかけない・肩に手をかけたり手を繋いだりしない・顔を覗き込んだりしない・要するに子どもの方から何か欲求されない限り、意図的に絡んだりしてはいけない。。。という高名な方の理論(誤学習させない)で支援する方向になったので、、、それは違いますと宣言をして、すみやかに辞職(といってもバイトだけど^^;)した経緯があります。子どもたちはケースバイケースですが、言葉が出なくても、おとなたちと会話をしたい、手を繋いで散歩したい、向き合って何かをやってみたいという欲求を持っている子が多いです。むしろ、触られたくない、話したくない、放っておいてもらいたいという子のほうが少数。私自身ももちろん関わってはいけないなあという場面では、手を出しません。それ以外は喜怒哀楽を顔に出して、積極的に子どもたちと対峙するほうです。 ←あなたは誤学習させていると言われたですのでやめたわけです。さて、S君を迎えに行ったついでに前の職場にも顔を出しました。元気ぃーーーー!!私を覚えている子はもちろん近寄ってきます。忘れちゃったかなあ?な子もいました。この時期、一年半も見ないと巨人化してる子もいます。^^S君は単純な軽作業をしていました。どうだろうか?いまはちょっと難しいかな。小学生の頃、下着を脱いでも着ることができない子でした。下着の前と後ろがわからない。プールのとき服を脱ぐと裏返る。その裏と表もわからない。靴下も同じ。肌着を着るとき袖口に頭を通そうとして、なんとしても入らなくてもがいている。。。そんな子でした。心を鬼にしてお母さんに言いました。お母さん、朝は忙しくて大変かと思います。でもなるべくS君に自分で着替えられるように頑張ってください。S君が中学生、高校生になっていく中で、下着の前後がわからない、セーターは裏返っている。そうなったら困るのは本人なので、今から少しずつ自分でやれるように私もサポートしていきたいと思います。そのS君ももう実習生なのである。^^ちなみにそのお母さんとはいまでも仲がいいです。本業のほうで請求書を出すので、切手を買いました。こんなのが出ていました。近代通貨制度150周年。丸い切手がかわいらしい。今は便利になって切手もシールです。剥がして貼るだけ。書き損じは許されないので、宛名を書いてから貼ります。^^0