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2016年10月07日
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グンバイヒルガオ(軍配昼顔)はサツマイモと同じヒルガオ科のサツマイモ属で似た花の形をしているが、朝顔は他物に巻きついて高く立ち昇るのに対して海岸の砂浜に自生し地上を這う多年生草本である。沖縄の海岸砂浜では、極普通に見ることができる。

満潮でも潮が満ちてこない程離れた砂浜からアダンの林の下まで、本土の葛のように下の砂が見えないほどに繁茂する。

多年生草本であるが、気温が低い本土では夏季に芽生えても越年できない。
日本では鹿児島県から沖縄県の海岸と、大分県佐伯市の元猿海岸に生育が確認されている。

沖縄ではアミフィーバナ(雨降り花)やハマカンダーと呼ばれることがある。

葉の先端部に浅い切れ込みが入った楕円形の形が、軍配団扇に似ていることからグンバイヒルガオの和名が付いた。

自生地では夏季を中心に1年を通して、5~6cm程のサツマイモの花に良く似た薄紫色の花を咲かせる。
花の後莢状の中に4粒の種子を作り、乾燥すると莢が裂けて種子が飛び出す。種子は海流に運ばれることで、分布を広げる。

サツマイモ属であるためアリモドキゾウムシの宿主植物となり、サツマイモと同様に検疫の対象とされ島外への植物体の持ち出しは禁止されている。

強風・高温・海水にも耐える丈夫な植物で、花は美味では無いが食卓の飾りになり食べることも出来る。

雨の季節に咲く花は、「あめふりばな」と呼ばれることが多い。「あめふりばな」と呼ばれる花は全国に多数あって、その名の由来も地方で異なる。

由来で最も一般的なのは「花を摘むと雨が降る」と言われることからで、「花が咲くと雨が降る」あるいは「雨が降ると花が咲く」などの他、「雨の季節に咲く」や「雨に映えるから」などもある。

この花が咲くと雪でなく「雨が降る」という、寒い地方独特の意味で言われる花もある。

雨降り花と呼ばれる花には、ヒルガオ・ホタルブクロ・ツリガネソウ・ギボウシ・イチリンソウ・シロツメグサ・コケリンドウ・スミレなど数多い。

グンバイヒルガオが沖縄方言でアミフィーバナ(雨降り花)と呼ばれるのも、花を摘むと雨が降るとの言い伝えからである。

サツマイモの葉茎のことを沖縄方言ではカンダバーというので、ハマカンダーは浜に生えるサツマイモの意味で付けられたものであろう。


        花言葉   優しい愛情 絆





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最終更新日  2016年10月07日 10時21分37秒


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