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テーマ:暮らしを楽しむ(383669)
カテゴリ:詩を書いてみよう!
<ポエム風>
夜の桜の木と銀杏の木の紅葉はいじらしい。 特に桜が銀杏の木の横に並んで一生懸命 紅葉を競うかのように色づいているのが。 夜の灯火に逆光で光ってる紅葉は なんとも切ない愛惜しい。 涙が出そうなくらいに桜の紅葉を 応援したくなる。なぜか。 銀杏の黄色はもっとな色であり いかにも秋らしい。 桜の紅葉は複雑なさまざまな色合いがあり スケスケの薄い葉っぱや肉厚のまだ青い葉っぱもある。 そしてふと、桜の葉は春の桜の花満開の頃から もう半年以上たって冬の入り口まで生きていて やっと紅葉になっている。それでも銀杏よりも 散るのに時間がかかり最後の葉っぱはいつになったら 散るのか知れない粘り強さ。 きっと銀杏の葉っぱが一斉に散ってしまっても 桜の葉っぱは数枚のみ残っているような気がする。 目立たない地味な紅葉。 それが桜の紅葉。 春の派手な花の咲き方に比べて なんと地味な終り方だろうか。 味わい深いものはいつもそんな終わり方を するのかもしれない。静かに一枚一枚散っていく。 そしていつしか葉っぱは一枚もなくなって 小枝が寒い黒い木々となって風に吹かれて 文句も言わず枝ぶっている。 一気に春が来る頃に桜ここにありきと言わんばかりに ピンクの花を狂ったように見せ付ける。 おお、桜よお前は冬にはどうしていたんだ。 何もいわずに今までどこにいたのか? なにをしていたのか?と聞きたくなる。 そして黙って咲いている豊かな花の爛漫さで。 ステキな桜のサイクル。 銀杏とは随分異う。 異うさ。 銀杏はまた銀杏の人生の色がある。 人も色々木々も色々花も色々酒も色々。 起業も色々、起業も色々、人生も色々、週末も色々。 ○さあ、新年の用意をしなくっちゃダワ。キッパリ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 19, 2005 01:56:56 AM
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