|
テーマ:横浜の街から(1953)
カテゴリ:旅に出ました
山陰の旅は続きます。 三日目の朝は、まず鳥取砂丘へ向かいます。 見てください、この雪景色! 砂丘センターのリフトに乗って、砂丘へ向かいます。普通なら、砂漠のような・・・らくだが似合うような景色が見れる・・・ これが砂丘です。単なる雪の平原ですネ。東西16kmに及ぶ、日本三大砂丘の一つ鳥取砂丘は雪の中でした・・・ 三日間の山陰方面の気温は、ほぼ0℃から3℃くらい。寒さ対策はしていったとはいえ、寒かったですが、この三日目が最も寒かったですネ。 次に訪れたのは出石(いずし)です。 兵庫県豊岡市に属する出石は、かっての出石城の城下町。碁盤の目状の街並みから小京都と呼ばれる街です。 応仁の乱に際して、山名宗全が出兵した地であり。江戸時代、但馬の雄藩だった仙石氏によるお家騒動。幕末には彼の桂小五郎が潜伏していた地。歴史を紐解く鍵が幾つも残る地なのだそうです。 出石名物、城下大手門脇に立つ 日本最古の時計塔といわれる「辰鼓楼(しんころう)」です。 この街で、ヨメが最も気に入ったのが、出石永楽館という芝居小屋です。 明治34年に開館したという永楽館。近畿最古の芝居小屋です。寂れていたようですが、平成20年に44年の時を経て蘇ったそうです。 これは花道の上から舞台と客席を眺めていますが、廻り舞台や奈落を備えた舞台裏も見学してきました。 短い時間でしたが、出石滞在は記憶に残る立ち寄り先でした。 出石から天橋立に移動する間に、その前後、バスガイドさんがこの辺りにはコウノトリがいる、と話してくれていました。カメラには収まりませんでしたが、一瞬、低い空に舞うコウノトリにお目にかかれました。ツルによく似た鳥です。絶滅の危機にある鳥です。車内、やや感激の一時でした。 そして、天橋立です。 天橋立は、京都府宮津市にある日本三景の一つです。 ツアーで行ったのは、北側の傘松公園側です。麓からケーブルカーでパノラマランドまで登り、「斜め一文字」天橋立を観ます。 のぞき台という台の上に立って・・・覗いて見ると 逆さに見える、「斜め一文字」はこんな具合。 全長3.6km。幅は20mから最長170mだそうです。いにしえより奇勝・名勝として知られる天橋立です。 やはり天気がイマイチ・・・遥か山の麓が宮津市内ですが、手前の街も宮津市の飛び地だそうです。家々の屋根には雪が積っている・・ さて、二泊三日山陰をめぐる旅は、ここ天橋立までです。この後は、舞鶴若狭自動車道~中国自動車道を使って、一路 大阪空港へ。 大阪空港発19:30のJAL機で羽田空港に到着したのは20:35分。空港第二ターミナル駐車場までバスで戻って、マイカーに乗り 帰宅いたしました。 無事、横浜へ帰還いたしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[旅に出ました] カテゴリの最新記事
あっしも鳥取砂丘には幾度となく足を運びやした。少年の頃の思い出から新婚当時の二人旅まで。近年では植田正治写真美術館。ここから見る大山の勇姿が忘れられません。砂丘を舞台にした作品群には写真の持つ前衛性と構成力の妙味に目が釘づけになりましたな。写真開眼の瞬間!!どなたにも同じようなご経験がおありでしょう(笑)
(2012年12月17日 09時19分34秒)
フィールダーさん
~植田正治写真美術館。ここから見る大山の勇姿が忘れられません。砂丘を舞台にした作品群には写真の持つ前衛性と構成力の妙味に目が釘づけになりましたな。写真開眼の瞬間!!どなたにも同じようなご経験がおありでしょう~ 植田調!ですか。足立美術館から鳥取砂丘へ向かう道すがら、ガイドさんが紹介していただきました。やはり山陰の誇る写真家なんですネ。福山雅治の師匠ですよね (2012年12月17日 20時18分27秒)
砂丘が雪山になってる~~。地元の人が
雪はあまり降らないとかいってたのに・・・ 斜め一文字もいい感じですね。出石は私も 行きましたが雨がひどくて、城すら下から 見上げただけで、芝居小屋は知りませんでした (2012年12月26日 17時00分33秒)
夢穂さん
~砂丘が雪山になってる。地元の人が雪はあまり降らないとかいってたのに… 斜め一文字もいい感じですね。出石は私も行きましたが雨がひどくて、城すら下から 見上げただけで、芝居小屋は知りませんでした~ 出石。小京都といわれるところはあちこちありますが。ここは良かったですネ。町の規模が大きくないです。でも、古い建物や街並みを大事にしている風土を感じましたよ。 (2012年12月26日 20時18分08秒) |