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テーマ:横浜の街から(2011)
カテゴリ:旅に出ました
12月9日から11日まで、二泊三日 クラブツーリズムの旅。タイトルは『出雲大社・天橋立・足立美術館・石見銀山3日間』です。今回も、ヨメと二人での参加でした。 一日目は、朝まあゆっくり起きて、午前九時に家をクルマで出発。快調に首都高・湾岸線で羽田第二ターミナルP3に駐車しました。第二時計台前に集合、今回のツアー参加者は40名。年齢層はやはり同年齢が多いようで、夫婦が多いですかね。後は姉妹や女友達二人組又は三人組・・・ 羽田ANA、1030発。萩・石見空港行きは約2時間のフライトです。 この便、石見空港の悪天候で羽田へ引き返すフライトがあったと、ツアーコンダクターが言っていました。 そして、萩・石見(いわみ)空港に着陸する寸前、機体は右旋回中。窓越しにパチリ 羽田は快晴でしたが、やはり山陰は幾重にも雲が重なっており、この時点ではまだ曇り空でしたが・・・この後、霙(みぞれ)から雪に変わっていくのです。 最初に、世界遺産「石見銀山」へ行きました。何って、人の少なさに・・・やや驚きました。 このバスで、今回の二泊三日山陰ツアーを巡りました。空港から空港まで、総距離731km、時間にして15時間21分のバスツアーでした。 石見銀山は、世界の銀の3分の1を産出した日本最大の銀山だそうですが、今日では閉山しています。日本を代表する鉱山遺跡として2007年7月に、世界遺産(文化遺産)として登録されています。 間歩(まぶ)と呼ばれる坑道跡が多く残っているようですが、一見して解りにくい遺構・遺跡だということで、間歩めぐりは止めました。その分、石見銀山資料館や世界遺産センターのある街並みを歩いたのです・・ こうした街並みが残っています。このとき、ケッコーな霙か雪が降り始めていました。これが午後3時41分の様子です。街並みには、観光客はわれわれのツアー以外誰も見ませんでした。 石見銀山のある辺りは、昔の石見の国 島根県大田(おおだ)市です。大田のそばに津和野があります。 津和野、津和野町が島根県と知りませんでした。つい「萩」と「津和野」をセットで考えていました。今回に、津和野へは行きませんでしたが、萩は山口県、津和野は島根県にあるとしっかり知りました。 石見銀山から宿までバスの移動は、ケッコーな時間がかかりました。島根県も石見の国から出雲の国に移動してきたのです。 着いたのは、もう午後七時近くになっていました。 一日目のお宿は、玉造温泉「紺家」さんです。 山陰を代表する温泉、玉造温泉は松江市内にあります。ここは、この宿のように数寄屋造りの高級な宿が多いようですが、いわゆる歓楽街はないそうです。 玉造温泉は、出雲の国です。紺家は「出雲神々縁結びの宿」だそうです。部屋も食事もそして風呂も、良かったですネ。風呂ですが、あっしは足や腕の痒いのに悩まされています。ウソではないのですが、玉造温泉の湯に浸かってキレイに無くなりました。 第二日目は、紺家さん宿の皆さんのお見送りを受け出発。バス・コースは少し西に戻ります。宍道湖の向こう側、出雲大社を目指します。 出雲の国一宮、出雲大社(いずもおおやしろ)です。 今回のツアーでは、いわゆる正式参拝をさせていただきました。二拝四拍手一拝の作法をお教えいただき、厳かな参拝をさせていただきました。 大国主大神、縁結びにもご利益のある神様だそうで、ヨメはひたすら息子たちの縁結びを願ったそうです。果たして、ご利益はめぐってきますでしょうか? さすがに、ここは人が多かったですネ。 大社(おおやしろ)を名乗る神社は、明治期まではここだけだったそうですが、今ではあちこちに30ほどあるそうです。 出雲大社を後に、一度山陰道に乗りますが、もうすぐに降りて向かうは松江市内です。めざすは松江城。ヨメは、今回のツアー 最も愉しみにしていたのはここです。 松江市内は、まず松江城に向かいます。 1611年(慶長16年)築城の城は、明治時代の廃城を経てなお、天守が現存する、国の重要文化財であります。 旧松江藩、松江城。お城の中にも入りましたが、やはりここからの眺めが最も美しいようです。小泉八雲による「人柱にされた娘」伝説の残る、松江城の天守閣です。 お城を後に、松江市内散策に出ますが、お堀の北側 塩見縄手という辺りは江戸時代、侍町であったそうです。街並みは、「日本の道100選」にも選ばれています。 その塩見縄手にある、小泉八雲邸です。 ここを運営している「NPO法人松江ツーリズム研究会」は、あの松江城の運営もしているそうです。 明治期の日本研究家、パトリック・ラフカディオ・ハーン 小泉八雲が実際に松江に滞在していたのは一年ちょっとの間だったそうですが、八雲はここで日本人女性・小泉セツと結婚しています。二人が暮した邸跡です。 途中ですが、以降続きは、「その2」に掲載します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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