|
カテゴリ:ドラマ
TV東京では月~水曜日のお昼にアメリカのドラマを放映してるんですが、昨日まで『CSI 科学捜査班 5』をやってました。
昨日が最終回で、前日とあわせて前後編で一つのお話。 最終回だけでも感想です。 本家ですので地名は入ってませんが、舞台はラスベガスです。 CSI公式HP あらすじはTV東京の公式HPの方から。 《前編》 内臓が遺棄されているとの通報で現場に向かったCSIのメンバーが何者かに拉致された。 その後の捜査で内臓は犬の腸と判明、通報は拉致するための罠だったのだ。現場には大型車が停まっていた形跡があったが、犯人の行方を特定することができない。犯人が置いたと思われるコーヒーカップや過去のファイルから捜査するが、手がかりはない。 そして、途方に暮れるCSIにカセットテープとUSBドライブが届いた。USBを接続すると、「12時間で100万ドル用意しろ」というメッセージが現れ、棺桶のような物に入れられどこかに埋められている捜査官の生中継映像が流れた。 怒りに震えるCSIだったが、彼等にできることは100万ドルを用意することしかなく・・・。 《後編》 透明な棺桶のような箱に入れられ生き埋めにされている捜査官の捜索が続けられるが、証拠が非常に少なく、捜査は難航していた。 しかし、犯人のアジトを見つけたCSIは、そこであの箱と同じ構造の箱を発見する。そこから分析した結果、生き埋めにされた捜査官の命はあと90分しか持たないことがわかる。一刻を争う事態の中、捜査官が入れられた箱には割れ目から大量のアリが入り込み、状況はさらに悪化していく。 ニックとウォリックはコイントスで二つの事件現場のどちらに行くか決めます、捕らえられたのは負けたニック。 なので“あれは自分だったかもしれない”という思いがウォリックを責めさいなみます。 届いた封書、中にはカセットテープとUSBドライブ、USBに接続すると棺おけの中に入れられて埋められたニックの映像。 一緒に録音機と拳銃が入れられている。 アメリカ合衆国はテロにお金は支払わない。 キャサリンは、難しい関係にあるカジノ王の父にお金を用立ててもらう。 グリッソムがそれを持って指定のガレージ(納屋?)に行く。 犯人はグリッソムに、ニックを見てどう思ったかと訊ねる。 成す術のない自分に・・・と。 犯人の目的はお金ではない、身体に巻きつけた爆弾で自爆する。 ここまでが前編です。 徹底的にガレージ内を調べるグリッソムのチーム、しかしニックを救う手がかりは出て来ない。 ニックの棺おけの中の酸素は限られている、時間がない。 ウォリックの感情が爆発する、しかしそれによる行為で、ガレージの地下に何か埋められていることが分かった。 ニックのケースのサイズよりは小さい、それでも縦に埋められているかもと希望を繋いで必死に掘るキャサリン、ウォリック、グレッグ。 しかし見つかったのはケースに入れられた犬の死体。 “本番”の為の実験。 一方、犯人のDNAがデータバンクにヒットする。 本人に犯罪記録はなかったが、殺人幇助で服役中の娘のもの。 彼女は冤罪を主張している。 犯人が残した珈琲カップは、彼女の事件を象徴するもの。 証言を拒否する彼女。 ケースの中のニックは限界に近い、一緒に入れられていたテープに遺言を吹き込む。 リアルタイムで流れるUSBの映像は音声はない、しかし口の動きでそれを読むグリッソム。 USBはいくつものサーバーを介して、範囲を狭めてはいるが未だ発信元を特定出来ない状態。 ニックの様子が変わる、蟻がケースに入ってきていた。 「生きながらにして喰われている。」 しかし虫はグリッソムの専門分野、これと、今までの地道な捜査を照らし合わせ、ついに場所を特定する。 タイムリミットまで時間がない、なのに場所は広い、懸命に探す捜査陣。 やっと見つけた埋められた場所、しかしケースの蓋を開けようとした寸前、ラボからの連絡が。 実験に使われたケースには爆破装置の跡がある。 やっと助かったと言う思いでパニックのニックに話しかけるグリッソム。 重さを関知して爆発するしくみだろう、だからニックの体重と同量の土を入れることにする。 慎重に開けられる蓋、そのままニックが動かないようにと寄り添うグリッソムとウォリック。 大量の土が投下され、ワイヤーにつながれたニックの身体が引っ張り上げられた。 これだけドキドキしながらドラマを見たのも久しぶりでした。 とにかく凄い緊張感で、ピーンと一本強く張られた糸があるかのようです。 それが何かの拍子でプツンと切れそうで、見てて恐くて。 グリッソムにとっては敵役のような上司に、かつてのチームは解体され、今はキャサリンを主任とする二つのチームに分けられています。 それが“ニックを救出する”目的の為に、一丸となって捜査に当たっています。 グレッグも大分チームの一員としての立場を確立してきました。 『5』の最後と言う事で、上司も良い感じになってましたが、『6』になったらまたイヤなヤツになるに違いあるまい。(笑) ラストにまたチームは一つになるのかな、と思わせるセリフが入りました。 とにかく登場人物が良く描けてました。 特に主任のグリッソムの暖かい、ドシリと落ち着いた人柄が、メンバーを引っ張っていく様子が良かったです。 証拠を徹底的に調べて行く地道な調査の描写も相変わらず素晴らしい。 『CLAYMORE』の感想記事を読んで下さってる方には、あれだけ私が「グロは苦手。」と書いておいて、このドラマが見られるのか?と思われるかもしれませんが、見れちゃうんです、大好きなんです。(笑) 確かに血だ内臓だ、のシーンはありますが、グロさを売りにしてるわけではありません。 CSIの仕事を描く上でのリアリティーの追求として描かれているのですね。 だから実際には目を覆うようなシーンと言うのは、そんなに多くないです。 事件現場でもラボでも、圧倒的に多いのは、頭が下がるほど根気よく証拠に向かうシーンです。 シュレッダーされた紙を貼り合わせるなんてシーンも前にありましたから。 最悪、グロいシーンは出てくる場面がある程度限定されてますから(↑上で書いたように犯罪現場かラボ)、流れから来そうだと言うのは予想つくので、目をそらしてます。(笑) そう言うシーンを我慢しても、それでも見たい面白さが『CSI』のシリーズにはあります。 未視聴の方は、是非一度見ていただきたい。 事件を追い詰めるのは、証拠を徹底的に調べる科学捜査、それをリアリティ溢れる映像で見せる。 しかし“人間”を描くドラマでもあります。 『6』が早く見たいです。 『マイアミ』と『N.Y.』も是非!!。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年09月17日 14時11分22秒
コメント(0) | コメントを書く
[ドラマ] カテゴリの最新記事
|