3777221 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

よろず屋の猫

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

日記/記事の投稿

カテゴリ

バックナンバー

2024年11月
2024年10月
2024年09月
2024年08月
2024年07月

カレンダー

お気に入りブログ

おぼろ二次元日記 おぼろ.さん
non*non's diary _non*non_さん
旧:無菌室育ち 入り江わにさん
生きてるだけでマル… るぱん0786さん
からまつそう yamahusaさん
◆◇黒衣の貴婦人の徒… なぎさ美緒さん
読書とジャンプ むらきかずはさん
ことば日和 magrimagさん
まったり感想日記 せりざわはなさん
MAGI☆の日記 MAGI☆さん

コメント新着

こんにちは@ Re:『特捜部Q キジ殺し』 ユッシ・エーズラ・オールスン著 感想(02/29) 私も特捜部Qを読みました 現在8巻まで 出…
http://viagraky.com/@ Re:『BLEACH』 116話 (2/21) 感想(02/21) viagra 150 mg pills <a href="h…
http://buycialisonla.com/@ Re:『怪談レストラン』のグッズ(03/03) using viagra and cialis togethercialis …
310@ Re:『DOGS / BULLETS & CARNAGE』 6巻 三輪士郎 作 感想(02/20) わぁこんなに楽しく感想コメントしてるな…
alateentulk@ ,coach オンライン アウトレット,アディゼロ ツア   右の感触は:ほとんどのゴルファーは…
usaggidge@ ,レディス スニカ 人,モンクレル maya メンバーはナイキのバスケットボールシ…
usaggidge@ ,モンクレル ダウンコト, メンズ 人 彼らはそれを身に着けるために快適である…
MageMoons@ Re:ドラマ 『ガリレオ』が楽しみ!!(09/17) 流行 水着swiss 腕時計レディース 靴 通販…

フリーページ

頂き物・お話



エンヴィーという名の刃


Blue


扉は冒険の入り口


大すきな赤い風船


春を待ちながら


頂き物で遊ぶ


夢の懸け橋...to おぼろさん


春の予感


十年早いぜ


分ってないな


ずっと手をつないで


金曜日のラララ (1)


金曜日のラララ (2)


砂神の玉座


設定 その1


設定 その2


序章 その1


序章 その2


序章 その3


第1章 『宴』 その1


第1章 『宴』 その2


第1章 『宴』 その3


第2章 『北へ』 その1


本の感想


『かもめの叫びは聞こえない』アン・スミス


『迷路』 キャサリン・コールター


『マーダー・プラン』 J・ケラーマン


『レッド・ライト』 T・J・パーカー


T・ジェファーソン・パーカー 一挙読み


『殺意』 リンダ・フェアスタイン


『ロマンスのR』 スー・グラフトン


『チーム・バチスタの栄光』 海堂尊  


『黄昏の百合の骨』 恩田陸


『家族狩り・5部作』 天童荒太


『麦の海に沈む果実』他 恩田陸


『天使の遊戯』 アンドリュー・テイラー


『天使の背徳』 アンドリュー・テイラー


『天使の鬱屈』 アンドリュー・テイラー


『蛇行する川のほとり』 恩田陸


『GOTH』 乙一


『ハリー・ポッターと謎のプリンス』 


『最後の旋律』 エド・マクベイン


『ZOO』 『失われる物語』 乙一


『追憶のスモールタウン』 R・ワトソン


『エミリーの不在』 ピーター・ロビンソン


『ウィンディ・ストリート』 パレッキー


『夜のピクニック』 恩田陸


『白狐魔記・戦国の雲』 斉藤洋


『No.6 ♯5』 あさのあつこ


『緋色の迷宮』 トーマス・H・クック


『天使と悪魔』 ダン・ブラウン


『ある秘密』 フィリップ・グランベール


『真夜中の青い彼方』 ジョナサン・キング


『ダーティ・サリー』 マイケル・サイモン


『渇いた季節』 ピーター・ロビンソン


『サメのこどもたち』 入り江わに


『よるくま』 酒井駒子


『手紙』 東野圭吾


『姑獲鳥の夏』 京極夏彦


『閉じた本』 ギルバート・アデア


『蒼い闇に抱かれて』 イローナ・ハウス


『邪魅の雫』 京極夏彦


『わたしのなかのあなた』ジョディ・ピコー


『容疑者Xの献身』 東野圭吾


『悪霊だってヘイキ!』 小野不由美


『悪夢の棲む家』 小野不由美


銃とチョコレート 乙一著


『あなたに不利な証拠として』ドラモンド著


『埋葬』 リンダ・フェアスタイン著


『オフィサー・ダウン』 シュヴィーゲル著


『煉獄の丘』ウィリアム・K・クルーガー著


『ぼくと1ルピーの神様』 スワラップ著


『青の炎』 貴志祐介著


天使が震える夜明け P・J・トレイシー著


2008年03月05日
XML
カテゴリ:小説・日本
今期、私が一番好きなアニメの『狼と香辛料』、その6巻までを一気に読みましたので、感想です。

画像は私が好きな1巻と3巻です。
 


狼と香辛料 1~7巻セット(メディアワークス)

7巻が出てたのね、明日買ってこなくちゃだわ。
(楽天ブックスさんは売り切れでした)

実はこれを一気に読んで酷い肩こりになってしまい、ブログをお休みしちゃった訳です。
それ位に面白いです。

余り詳しくは書きませんが、内容に触れてます。
アニメはまだ2巻のサワリ部分ですので、先の話は知らないほうが良いと言う方は、お読みにならないほうが良いかもです。

行商人のロレンスが、とある町で賢狼・ホロと出会い、彼女を連れて北の町まで行く、その旅の物語です。

やっぱりホロとロレンスのやりとりが最高に楽しくて、可愛らしい。
初期は可愛いのはロレンスなんですよ。
もうホロに良いようにあしらわれている。

巻が進んでいくと、ロレンスに大分頼りがいが出てきて、そのせいか、ホロの方が少女のように可愛らしくなってくる。

この小説はその二人のやりとりだけで、充分楽しめます。

アニメは麦の穂が揺れる欧州かなと思われる国の田舎を見事に描いていましたが、文章ではそう言う描写が特に優れてるわけではないです。
なのであの映像はアニメスタッフさんの功労だと思う。

特筆すべきは商売の話が展開されてることでしょう、やっぱり。
これがスリリングで読んでて楽しいです。

ただ商売の話にしろ、心情表現にしろ、説明が分かり辛い文章がありました。
私がおバカなだけかも知れませんが・・・。


1巻はホロとロレンスの出会い、そして銀貨の取引を巡る話。

2巻はロレンスが仕入れた武具が大暴落、ロレンスは破産か?の事態に。
それでロレンスは金の密輸をもくろむ・・・と言う話。

3巻は石の取引での相場をにらんでの駆け引き。
そしてホロにプロポーズする男が現れて・・・と言う話。

ここまでは文句なく面白かったです。
もう夢中になって読みました。

1巻はデビュー作という事で内容が詰まってますし、『狼と香辛料』の面白いエッセンスがちゃんと確立されてます。
3巻はライバル登場でロレンス大慌て、とホントに萌えられる楽しさです。
この巻に出てくるキャラも好きです。

問題はこれ以降なんですよね。

先ず4巻、訪れた小麦の産地の村と、そこを支配しようとする別の町と教会との争いにホロとロレンスが巻き込まれる話です。
シリーズが長くなってくると、その中で一冊や二冊は「これはちょっと」と思うものが出てるんですが、その程度の許容範囲内ではあります。
前3巻がとにかく面白いので、ハードル高くなっちゃってる面もあるし。
商売の話にスリリングさがないんですね。

そして4巻ではホロもロレンスも旅の終わりの先を考え始めます。


さて、5巻、6巻。
この二冊がどうも・・・。

5巻は毛皮取引をめぐり、町で出会った男装の商人と共に奇策を企む話。

私は、女を借金の質草にする男は、如何様な理由があろうとも嫌いなんですよ。
ロレンスは商売に自信があるから借金は絶対返せると思ってますが、そんなものは当てにならないのは今まででも分かっているはず。
ホロは自分から進んで質草になってますし、いざとなれば大きな狼の姿に戻って逃げられますけど、それとこれとは別問題。
ロレンスの男としての資質の問題ですね。
ま、商売人である方を取ったと言うことでしょうか。

だからこの巻はどうしても好きになれないです。

もう一つ、前巻に出てきた二人の関係をどうしようかと言う問題が、また持ち上がっている。
これが実は6巻にまで続いてて、悩む→旅を続ける→悩む→旅を止めようと決める→やっぱり旅を続ける→悩む・・・とループしてまして、まーたその話かい、と思ってしまう。

一応、各巻で出した結論とは違う理由で悩んではいる訳ですが、マンネリ感はぬぐえません。

6巻はさしたるエピソードもなく、川下りの旅の話です。
てこ入れでしょうか、新しいキャラで少年が登場して、二人と一緒に旅を続けることになりました。
夜に酒を飲みながら、船の同乗者たちと浮かれて、ホロが踊ったりするシーンは読んでても楽しいです。

ただこの内容で一冊の長さにする必要があったかな、と。
これに商売のエピソードも加えて、内容の濃いものになっていれば、新しい展開へのターニングポイントとして面白い巻になったんじゃないかと思うので、残念です。

シリーズを長く続けるつもりなら、北の町への旅での、途中の町や村、そこでの出来事を書いていくのが良いと思うんですよ。
この小説の特色である商売の話なら尚良い。

でもそれってアイディアが必要で、大変な事なんでしょうね。
なのでそれがないなら、余りシリーズを長く続けないほうが良いかも、と思いました。

4~6巻も一気に読めますし、そういう点では楽しめます。
でもこれが『狼と香辛料』と言うものが欠けてしまったら、ただのベタベタカップルのラブラブ話のライノベで、ありきたりなライノベと何にも変わらなくなってしまう。

ここらが本当にターニングポイントかな、と思いました。

とりあえず明日、7巻を買って読んでみます。
新しい展開で、またワクワクするような物語になっていることを期待してます。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008年03月05日 15時05分02秒
コメント(2) | コメントを書く
[小説・日本] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X