7月8日の日曜日、前日、子守役を無事に果たした私に釣り行きの許可が下りました。例によって10時ちょっと前に起きた私は、10時半に家を出ました。前回の釣行で、魚影の薄かった早戸川ではなく、ほかの河川へ入ろうかとも思いましたが、とりあえず直近の2回で実績のある、早戸川の堰堤付近へ直行しました。
この日も13時半くらいから1時間程かけて堰堤まで登りましたが、魚影が全く見られません。ここから、迷いが生じます。一応、この堰堤付近でだめなら釣り下がって、リヴァスポット早戸の下から宮ヶ瀬湖への流れ込みまでを狙い、それでもだめなら暗くなるまで、宮ヶ瀬ダム下流をあえて狙おうとは思っていましたが、さらに上流を見に行ったりと。
結局、リヴァスポット早戸の下流に初めて入ってみましたが、落ちてくるマスを狙う人の多さにびっくりし、堰堤までの途中にある小さい沢を少し登ってみました。かなり小さい沢ではありましたが、個人的には好きなタイプの沢で、アタリはなかったけど、もっと奥へいけば、何か釣れそうな気がしましたが、もう16時前になっていたので、あきらめて本流へ引き返しました。(写真はその沢。)
それから、堰堤近くまでいきましたが、人が多く、堰堤下も2名入っていたので、車に引き返しました。
すでに、17時20分前となっており、今日は坊主で帰ろうかとも思いましたが、最後にもう一箇所寄ることにしました。本当はダム下へ向かおうと思っていましたが、昨日、グーグルマップを見て気になっていた、中津川上流地点を目指すことにしました。ヤビツ峠へ向かう交差点の信号から意外と距離があり、狙っていた地点近くの渓流近辺で駐車スペースを見つけた時は、17時前になっていました。
初めての場所だし、暗くなって戻れなくなると行けないないので、すぐそばの堰堤でやって、だめなら帰ることにしました。すでに今日はあきらめていました。
崖を、吊るされていたロープを伝って川までいき、3段堰堤の下でシルバークリーク・シャッドを投げましたがだめで、その下の渓相の良い小さい落ち込みの連続を軽く流して帰ろうと思いましたが、ふと、違う考えが浮かびました。
堰堤の脇が登れそうだったので、2段目で投げてみようと思ったのでしだ。大抵、こういう場所は底までコンクリートで固められているので、釣れることはありませんが、試しに堰堤横の岩場をよじ登ってみました。一応、2段目の落ち込みは軽く掘れてはいましたが、やはり反応なし。で、また、堰堤横を見ると、さっきよりは楽によじ登れそうだったので3段目へとよじ登りました。
2段目よりは深くなっていましたが、あまり期待せずに投げると一投目でヒット。イワナがあがってきました。タモを持ち歩いていないので、イワナを浅場にあげたもののフックが外れて逃げそうになるのを、大人げもなく両手でなんとか取り押さえました。
奇跡の一尾でした。今度は、ちゃんと調査して、魚影の濃い川へ入ろうかと思います。でも、遠くは面倒なんですよね。
何年か振りに、宮ヶ瀬からヤビツ峠を超えて秦野へ出て、国道246で帰りました。