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blog the seventeen(いまの気持ちを17文字で)

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2010年12月19日
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カテゴリ:本にまあ
「英文法の謎に迫る33章」と副題のついた、面白い本を読みました。

 「ドーナツ半分は単数形?複数形?」
 (イ・ジョンミン著、樋口健一郎訳、2010年、講談社)

元々は韓国人に向けて2009年に書かれた本の、日本語訳版。
日本人(や韓国人)にとって難しい英文法を、普通とは違う視点から解説しています。

学校の先生がよく言う「とにかく覚えこむことが大事」という姿勢が全くありません。
すべて、きちんと論理的に説明しているので、腑に落ちることばかりなのです。

多くの人が苦手な仮定法過去も、簡単に理解できる説明をしてくれます。
If I were you,~ のwereはなぜwasでないか。
これを読むと、ちゃんと理由があることが分かります。
「これは例外だから、覚えるしかない」と思っていたことが分かってすっきり。

今までで一番理解しやすい文法書に出会った気がします。


ちなみに、タイトルになっているドーナツ半分は単数か複数か。
正解は、複数形です。
ドーナツがない場合(0)やマイナスのときも複数形です(0 donuts, -3 donuts)。
1.2個や半分(0.5個)も複数形です。(1.2 donuts, 0.5 donuts)。

なぜでしょう?

単数形は1のときだけで(one donut)、それ以外は複数形というのがルールだから。
これはもちろんドーナツに限る話ではなく、英語の単数と複数形の考え方だそうです。
学校では一つのときは単数形、二つ以上は複数形としか教えてくれません。
でも、3分の2はどうなんだろう。1.2だったら?などと考えたことありませんか。

このルールを知っているとすっきりしますよね。



こんな話が山ほど出てくる、私好みの読んで面白い文法書でした。





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最終更新日  2010年12月19日 19時20分32秒
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