復興も客足も「脚」も順調に
ようやく首里城に行けました。私は月に一度は必ず「見せる復興」の進捗状況を見に行っていたのですが・・・最近は続けて駐車場が満車で跳ね返されていました。そこで少し早めなら大丈夫かなと、昨日は冷たい雨が降るなか午前中から出かけてみました。それでも第1駐車場は満車。第2駐車場に何とか空きがありました。最近の首里城は大人気です。車を駐めて守礼門をくぐり歓会門を通って切符売り場へ。観光客の多さは「さすが世界遺産」と思わせてくれます。来年の正殿完成に向けて「見せる復興」は順調のよう。しっくい塗りと漆塗りの様子が見られました。行き慣れたいつものコースを一周し、雨も小やみになったので東(あがり)のアザナに上りました。普段は監視員みたいなおっちゃんが首里城の随所に立っているだけですが、昨日は珍しく東のアザナに観光ガイドさんがいて色々と説明をしてくれていました。どこかのツアー団体つきのガイドさんかとも思いましたが、ずっとそこに立って案内してくれているみたいでした。冷たい雨のなか、ご苦労さまです。ガイドさんは観光客の人々に銅鑼(どら)を叩かせていました。ここは見張り台。何かあると銅鑼で知らせたのでしょう。この大きな音なら正殿まで届きます。帰りは、このところショートカットコースですぐに駐車場に戻っていたのですが、脚の調子もよくなったので本来の順路をたどり、久慶門を通って城外へ出ました。そこから駐車場方面に戻るのが通常の帰路ですが、昨日は旧円覚寺弁財天堂や沖縄県立芸大、城西小学校に囲まれた、龍潭(池)のほとりを通り、少し遠回りをしてみました。遊歩道のすぐ横には、あらまバリケンが。バリケンとは首里城(龍潭)名物の、アヒルの仲間です。また雨が降ってきたのでクワイズイモの葉陰で雨宿りでもしているのでしょうか。普段は池の中に入ってぬれまくっている鳥なのでそんなこともないかと思うのですが、この2羽だけでなくあちこちにいるバリケン、みんなじっとして動きません。ま、鳩にしろ沖縄の鳥はたいてい人を怖がらないので、不思議な光景でもないのですが。そんなこんなで昨日はよく歩きました。トータル13,224歩。脊柱管狭窄症の手術から丸3ヶ月。私の脚はすっかり元気です。