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テーマ:映画館で観た映画(8441)
カテゴリ:映画
この映画を見ると
実際起こりうるような様々な問題がとりあげられていた お互いわかりあっているつもりでも分かり合えていないバラバラになった家族 未成年者の凶悪犯罪 行き過ぎたマスコミ取材 ネットでの投稿で個人情報が晒されるおそろしさなど 主役の刑事は自分の家族がいまにも壊れそうで 同じ年頃の娘をもつからこそ 被害者の15歳の妹の 混乱した心に寄り添えたのかもしれない。 クルマの後ろのシートで 娘へあげるはずのプレゼントが ぺちゃんこにぼろぼろになっていく姿は 仕事に没頭して、娘や妻をかまってあげられなくて 壊れていくつながりを象徴的にしているのかな と思ってみたり。 私個人的な考え方だと 未成年の兄の犯罪に対して 妹には全く責任がないと考えるんだけど、 中学生の人間関係も そんなに脆い バーチャルなものなのかな。 加害者の家族の保護というのは なかなか微妙なことではある。 家族を奪われた人たちの気持ち・・・ 家族を殺された人は 二度と戻ってこない命を奪われたのだから なんで加害者の家族を警察が守るんだ・・・ と怒りを覚えても不思議ではない。 警察の側からすると 加害者に自殺されたら事情聴取がとれないという スケベ根性な気持ちもある。 しかしながら、加害者の家族というだけで イコール人殺しみたいで 人権がないように扱われるのも問題だ。 いろいろ考えすぎて結論は出ない・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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