2022年を振り返る
【管釣り編】2021年度に引き続き、釣行回数が一桁という超低空飛行な1年でした。その主な原因はといえば、春先は足の裏にできたウイルス性イボの治療、秋からは歯科治療という加齢から来るアレな理由でした。それにレースを観に行く予定を突っ込んだりしたら、釣りに行く時間がなくなったという。自分の中で釣りに対するプライオリティが下がったことを実感した1年とも言えるかも。【バス(※と帯状疱疹)】春と秋は管釣り編と同じ理由で釣り場に行かなかったのですが、問題は夏。7月、腕に帯状疱疹が出まして。秋までその治療のため釣りに行く時間が全く取れず、今年はノーバイトノーフィッシュに終わりました。帯状疱疹はワタシが発症するひと月ほど前に知人が発症したのですが、治療が遅れると麻痺が出る。ちょっとでも怪しかったらすぐに医者に行った方がいいというアドバイスをもらっていたので、治療を最優先しました。しかし、抗ウイルス薬の高さにびっくり。3割負担なのに毎回5,000円オーバーの支払いというのは……相当家計が圧迫されたのですが背に腹は代えられずというやつです。ワタシは腕に薄い痕が残った程度で済みましたが、筋トレしていないのに筋肉痛っぽい痛みがある、水ぶくれができた、といった帯状疱疹の症状が出たらすぐに診療を受けることをお勧めします。【モータースポーツ】11月27日に開催された”Honda Racing THANKS DAY2022"を観てきました。HRCから移籍直前のピエール・ガスリー選手最後の雄姿を観たり、午後は二輪のレジェンド”フジガス”引退セレモニーを観たり。当日は2台走行するF1マシンが目当てだった方が多かったようで、F1マシンが走り終わったら家路につく方が結構多くてびっくり。F-1マシンの走行が終わったら人がさーっと減るという。結果夕方は比較的ゆったりと観ることができたけれど、イベントのフィナーレで四輪・二輪のエンジン音を一斉に鳴らす光景は文句なしにかっこいいので、最後まで観ないともったいないですよ。しかし”Honda Racing THANKS DAY”って、レースクイーンが一切いないという硬派なイベントなんですね。【江口寿史先生 ”彼女”展】2022年秋から千葉県立美術館で開催されている江口寿史イラストレーション展「彼女」。江口先生のサイン会が開催されるという2022年12月10日に観に行きました。2019年9月にしもだて美術館で一度観ているのですが、一度観たことがあった作品も会場が変わると表情が変わるというか、こちらが少しだけ冷静になれるというか。サイン会で江口先生にお目にかかることができたことが本当に自分の中で大きくて。江口先生のギャグ(大日本暴露党とか)や、ひのまる劇場第一話の床一面に広がったLPレコードが何なのか、からワタシの音楽人生が始まったところとか。サインをいただく時にその話をしたかったのですが、絞り出せたのが「ひのまる劇場の時からのファンです」のヒトコトだけ。それなりに人生で場数は踏んできたつもりですが、あこがれの対象としてきた方を目の前にしたら、人間ってこんなものなのかなぁ。しかし、一度だけでもお目に掛かることができたらと思っていた人に会うことができるとは。願い続ければ叶うこともあるのですね。【そして釣りに行く機会が減った理由のひとつ”飲み会”】今年は新型(と言い続けて幾年月)コロナウイルスの感染者数が減ったタイミングで、高校の同級生、中学の同級生、高校の後輩、以前勤めていた会社の先輩と飲みに行くことができました。中学の同級生が今”いちぜん”というアイドルを推していたり、高校の同級生からワタシが一切認識していなかった当時の人間関係を愚口られたり、高校の後輩から「センパイ痩せた?癌?(※ビフォーコロナから4kgくらい痩せた。理由は多分ヨガを始めたこと。)」と言われたり。しばらく会わないと人間いろいろと変わるようです。【古着】コロナ渦が続く中、何故か気になったのは「古着」10代の頃読んだ本に「ヨーロッパの若者は古着でおしゃれをしている。日本は新品で着飾っているので真のお洒落ではない」といったことが書かれていたのが、ずーっと引っかかっていました。当時は1980年代だったので「服って新品を買う物ではなかったっけ?」と、子供の頃は兄のお下がりを着ていたことをすっかり忘れてそんなことを考えていたのですが、定価(と新品割引価格)では高い服が安く手に入るというということに夢中になりまして、今年は古着を漁りました。家族から「服を着る人間が古くなってきたのだから、服じゃ新しい物を着なさい! 人と服の両方が古いのは見苦しい!」と言われたのですが、自分のくたびれ具合にシンクロする服というのも結構いいもので、ピカピカの新品の服が時に気恥ずかしく感じられたりもします。最後にお世話になった皆様、読んで下さった皆様、来年”も”よい年でありますように。