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拝大五郎

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Jan 27, 2009
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カテゴリ:最近読んだ本
今日のツイてる
1.一件請求がたった
2.某ツールのチェック出し
3.某キャンペーンツール入稿
4.早めに帰宅できた
5.『あたしと魔女の扉』読了

今日は、世界9カ国の書評家・小説家が大絶賛!という
『あたしと魔女の扉』です。

この本は、オーストラリアの作家が書いたという私的には珍しい本
(オーストラリア人作家って初めてじゃないかな?)

ファンタジーってあるし、確かにファンタジーなんだけど、
どうも肌触りというか、読書感がかなり異質。

どう書いてもネタばれになるので、このレビューを読んでも
わかりにくいとは思うけど、とにかく印象を書きます。

冒頭、悪者であると信じる祖母に引き取られることになった
主人公視点で物語が始まるんだけど、これが全然ファンタジックじゃない。

ファンタジーを描く場合、突拍子もない設定になならざるをえないので、
時代や空間をずらして、読者を安心させて物語に没入しやすくさせる。

現代に設定をもってきたら、それはファンタジーというより
ホラーに近いものになってくるだろう。

ところがこの小説は、現在のシドニーで話の幕が開く。
しかもオーストラリア人がオーストラリアのことを書いているわけだから
当たり前だけどリアルで説得力がある。

そして不思議なことは出てこず、なんとなくサスペンスフルな展開に。。。

これって、ひょっとしてファンタジーじゃないんじゃない?
って、感じ始めた頃に突然場面が展開し、物語も急展開。

たしかにファンタジーなんだけど、やっぱり肌触りはホラーだ。

そしてクライマックスから一気に物語は収束に向かうんだけど、
この『あたしと魔女の扉』、三部作の一作目というより、上中下の上巻というノリ。
様々な疑問となぞを引きずりながら次巻に続くという感じ。

とにかく不思議な感触の小説です。


最後まで読んでくださったあなたに、全ての良き事が雪崩のごとく起きます。






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Last updated  Jan 28, 2009 12:52:32 AM
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