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梅雨時だからでしょうか?
「除菌」「抗菌」というコマーシャルを目にします。 菌というと、なんだか不潔なもの・悪いものというイメージがありますが 私たちの体にはたくさんの菌が共生しているのです。 それは目に見えないだけで 皮膚にも・もちろん腸内にも、たくさんの菌が住んでいます。 除菌や抗菌は、それらの共生している菌も 「皆殺しにしてしまえ」という発想です。 するとどうなるか? 戦争に例えるとわかりやすいのですが アメリカにより、フセイン政権が一掃されたイラク。 激しい戦闘により、全てがなくなってしまいました。 そして今、イラクは無法地帯です。 カラダも同じこと。 共生している菌も含めて、除菌や抗生物質により 全てを皆殺しにすることで、無法地帯が生まれます。 するとそこは、とても不安定になのです。 例えば、風邪をひきやすくなったり、下痢をしやすくなったり。 全てにおいて除菌・抗菌がだめだと言う訳ではないのですが 現代の清潔志向はあまりにも、行き過ぎています。 ではどうすればいいのか? 除菌・抗菌という方向性ではなく まずは、いい菌を増やす(乳酸菌とか)ことで、悪玉菌を抑え さらにはもっと進めて、いい菌・悪い菌という区別すらも超越し 全ての菌の多様性を高めることで、全体のバランスをとる。 これこそが、東洋医学や自然農の考え方なのです。 これからの社会に必要なのは、間違いなくその方向だと思うのですがいかがでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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