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僕の屋号は Unpug-lab Japan といいます。
独立する時、僕の伝えるべきことは何かな?と いろいろ考えていた時、辻信一さんの「スローライフ100のキーワード」の中でUnplugという言葉が紹介されていたのを見つけ「ああ、僕の伝えたいことはこれだ!」と思ったことが、そのきっかけです。 僕はサラリーマン時代、病気で入院したのをきっかけに、それまで必死に走り抜けるように過ごしてきた社会生活からすっぽり離れ(=Unplug)、その時のいろんな気付きがきっかけで、生き方が大きく変わりました。 それまで、健康とか環境とかの大切さとかを 何度もいろんな人から言われたり、書籍やテレビなどで目にしたけど、自分とはまるで関係ないと思っていました。何より、日々仕事のノルマをこなすことや 出世のための自己保身のために猛烈に忙しく、耳を傾ける余裕もなかったのだと思います。 けれど、そんな僕が、病気により Unplugしたことで 自ら変われた! そんな体験から「走り続けている人に、何かを訴えて無理やり変えようとするのではなく、少しの時間でもいいから、立ち止まるための時間・場所を提供したい!」 という思いから、かみさんと二人で独立し 伊豆の下田で「里山リトリート」というリトリートを始めたのでした。 その後 いろんなことがあり このリトリートは1年間でクローズすることになり、その後、解剖生理のセミナーをスタートし、今に至っています。 その当時のブログを読み返すと Unplugについて熱く語っていますが、最近はそんなことも少なくなっていました。 けれど、昨晩の計画停電の夜 真っ暗な中、ロウソクの炎と碧い月明かりに照らされながら思ったことは 「いま 僕が Unplug を伝えなくてどうする!」ということです。 いま、日本は 強制的にUnplug されているのだと思っています。 それは走り続けていた僕に 自らのカラダがほんとうに大切なことを気付かせるために、病気という強制終了の手段をとったのと同じではないかと。 もちろん 被災された方や復旧に向けて大変な思いをされている方のお気持ちや、今おかれている現状を考えるとそんな簡単な言葉では片付けられないでしょうし、その苦しみや悲しみを思うと胸が張り裂けそうになります。 そんな中で、幸いにも 被災から免れ いまここに生かされている僕たちの為すべきことは 被災されたみんなへ手を差し伸べることと同時にいま プラグの抜けた状態を しっかり感じ ほんとうに必要な プラグをていねいに ていねいに 繋ぎなおす作業なのだと。 つまり、それは エネルギー・食料・医療という、これまで当たり前に繋がれていたプラグが ほんとうに必要なのかどうか?丁寧に、問い直してみる時なのだということです。 電気が止まれば、トイレも出来ないような 過度に電力に頼ったシステムは必要なのか?石油で暖めなけば育たないような 季節はずれの野菜を育てる農業が必要なのか?薬と医者に 過度に頼り切った 医療はこれでいいのか? 逆に言えばそれはプラグを抜いても、やっていけるだけの強さを培うということでもあります。 マハトマ・ガンディーのいう ヒンドスワラジという思想。中でも 食と医とエネルギーの自給の術を 僕たちはもっと学ぶ必要があるのだと。 Unplug-lab Japan は そんなことを伝え・感じ・学ぶ人のために動き出したいと思います。 それが、いま僕に出来ること。 ● 公式HP Body curiosity ● セラピスト向け解剖学セミナー/WS スケジュール ● ヨガ向け解剖学セミナー/WS スケジュール ● 野見山文宏 プロフィール ● izuyoga クラス スケジュール ● 無料メルマガ登録 のみ友通信 ● 著書 「感じてわかる!セラピストのための解剖生理」 ↓ 楽天ブックスリンクです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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