|
カテゴリ:経営
人間はどんな時にパワーが溢れていて、どんな時にパワーが削がれてしまうでしょうか?
何かに夢中になって集中している時は、間違いなくパワーに溢れていますし、楽しいことをしている時はパワーがみなぎっています。 逆に注意力が散漫な時はパワーは削がれていますし、嫌いなコトや苦痛な時間は本来持っているパワーからは考えられないくらいパワーダウンしてしまいます。 私は社員から苦情を受けることが少なからずありますが、苦情を訴える時の社員のパワーは間違いなく大きくダウンしています。 また苦情の要因のほとんどは、周囲との人間関係に起因しており、要約すると「自分の考えと違う行動をしている人が我慢出来ない」という内容になります。 本人にしてみれば、切迫した問題であることは間違いありませんが、私はそんな思考について「とてももったいない」と感じています。 なぜもったいないのかと言うと、課題の解決のための矢印を他人に向けていると、なかなか解決しない方向に行ってしまい、パワーが大幅にダウンしてしまうからです。 「過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる!」という言葉がありますが、苦情という過去のものや、なかなか変わってくれない他人に意識が向いてしまうと、せっかくのパワーが湧き出て来なくなってしまいます。 変えられないコトに目を向けてしまうと、その変化を起こすために、大きな力を使ってしまうだけでなく、実際はほとんど成果をあげることが出来ないのです。 成果があがらなければ、精神的により苦しくなり、パワーがどんどんダウンしてしまいます。 つまり、過去と他人という「変えられないコト」に力を注いでしまうと、成果につながらず、パワーダウンしてしまうという罠にハマってしまいます。 もうお分かりだと思いますが、罠からの脱却方法は、「変えられるコトに集中すること」であり、その「変えられる未来」は、「自分と未来」に気持ちを持っていくコトなのです。 自分のことを変えようとすることは、他人を変えようとすることからすると、圧倒的に簡単で、労力も少なくて済むのです。 つまり「自分と未来」という「変えられるコト」にのみ集中することが、パワーをみなぎらせる方法なのです。 パワーが感じられない時は、「変えられないコト」に矢印が向いてないか?をチェックするようにして下さい。 この思考こそが、常にパワフルに生きるための第一歩になりますので、ぜひトライして下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023年06月28日 22時11分59秒
コメント(0) | コメントを書く
[経営] カテゴリの最新記事
|