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カテゴリ:経営
イメージしたものは実現する!と言われますが、逆に言えば、イメージ出来ないことは実現出来ないということになります。
イメージ出来ないことをやって欲しいと依頼したとしても、その依頼は思い通りの形になることは残念ながらありません。 同じイメージを伝えて、そのままインストールしてもらうことは簡単ではなく、同じ情報を入れたとしても同じ答えが出てこないということが発生してしまいます。 会社の中で、質が高く再現性の高い安定した仕事をしていくためには、同じ情報から同じ答えが出る組織創りが不可欠になりあmす。 その実現のために大切なことは、イメージ創りのための回路を創ることだと考えています。 回路とは、同じ情報を入れると同じ答えが返ってくる状態を創り出すということなのですが、この実現は言葉で書くほど簡単ではありません。 人によって情報の受け取り方から、その解釈、さらには対策に至るまで、同じ回路を持っていることはありません。 ですから同じ情報を与えて、同じ回答を出すためには、いくつかのチェックポイントを意図的に設計することが必要になってきます。 例えば、加工部門のスケジュール管理をするとします。 その際に必要な回路は、最適なスケジュールを導き出すために必要な情報を集めることと、その集めた情報をもとにして最適な回答を見つけ出すことです。 加工部門のスケジュール管理をするための必要な情報は、数量・加工内容・人・場所・時間の5つの要素です。 複数の加工仕事が発生した時に、数量の多いものからスケジューリングしていく必要があり、その加工内容を把握し、そのために必要な人の数、場所の確保、そしてどれくらいの時間がかかるのかを出していきます。 この5つの要素をまずは着目すること、そして正確な把握をすること、そしてスケジューリングに落とし込んでいくことを反復することで回路が出来上がっていきます。 しかし、この5つを押さえることなく反復しても、残念ながら同じ回答を導き出す回路が出来上がりません。 このようなイメージ創りのための回路、当社の事例で言うと加工部門のスケジュール管理をするためには、数量・加工内容・人・場所・時間の5つの要素を押さえた上で、イメージ創りの回路を創ることが大切です。 誰がやっても、再現性の高い仕事が出来るような組織を創るためにも、『イメージ創りのための回路創り』にチャンス&トライアルです! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023年08月04日 00時22分25秒
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