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July 22, 2005
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カテゴリ:カテゴリ未分類
今日1つ目の日記です。
25,000アクセスまであと少し…。


風邪を引いていた私は、昨日寝転がりながらテレビを観た。

最近、じっくりテレビを観ていなかったが、ひさしぶりにいい番組に出会えた。


TBSテレビで18時55分から放送されていた「もくげき!」。


芸能人・兄弟のきずなを本音で語られていた特集。

この中で最も印象に残った場面を紹介しようと思う。


芸能人は嘉門達夫(みなさん、ご存じだろうか?「アホがみる豚のケツ」などを歌っている人)。


30年近く疎遠だった弟と妹とが父の死をきっかけにきずなが固くなるというストーリー。


父は食道がんに侵されており、手術も不可能だった。

最期を有意義に迎えることが最善と思われる状態。


子どもである嘉門らは、亡くなる18日前からビデオで父や兄弟を撮影することにした。


提案者は嘉門達夫。

弟、妹はこの行動を最初理解できなかったらしい。


ビデオの場面は、退院後、散歩をできるように杖を父にプレゼントして、父がそれを眺める様子。

ヘッドフォンで歌を聴く様子。


しかしながら、日が経過することで父の容態は悪化していき、酸素吸入をしていくようになる。

父の心中も複雑だったのだろう。

「あと5年長生きする」と言いながらも「今が1番人生でいい時間かもしれない」と死期を悟りながら語っている様子を撮影している。

最期は放送されなかったが、穏やかな最期だったらしい。

告別式でこのビデオが編集され、参列者に公開されたとのこと。


父の死後…供養と称して、嘉門と兄弟は、父が通っていた餃子屋、飲み屋、風呂屋へ赴く。

供養の名前も「餃子供養」「飲み供養」「風呂供養」だったはずだ。

こうして、父の死を通じて兄弟は父やその他の話題が増え、きずなが深まったと締めていた。




私は「死生観」に大きな関心がある。

きっかけは大学時代の授業だった。

病気に冒された男性が酸素吸入をすることなく、自然に最期を迎える様子をビデオで観る機会があった。


このビデオを観て以来…

いかに自分らしい最期を迎えるか?

そのためにどう自分の人生を送っていくか?


頻繁に考える機会に出会った。

今の私の仕事もこの考えを立脚点として、おこなっている部分が大きい。



昨日は、ひさしぶりに感受性を揺すぶられ、涙する時間があった。





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Last updated  July 22, 2005 05:59:04 AM
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