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夕べ、NHKで「子供の睡眠が危ない」という番組をしていた。 リンクさせていただいているDr.michikoさんも、ちょうど親の夜更かしが子供に与える影響について書かれていたのでTバックさせていただいた。 夕べの番組によると、2歳児が夜の10時か11時(あやふやなんだけど)まで起きている割合が数年前は20数%だったのに、現在では60%位に増えているという。 ちょっとビックリ。(+_+) 共働きの増加に伴って、子供達の睡眠リズムも大幅に狂っているんだね。 「今の日本の子供達の遅寝は異常です!」と断言している大学教授もいたわ。 この遅寝遅起きがどういう弊害をもたらすかというと、どうも脳の発達が妨げられるらしい。 ある大学教授の研究結果によると、5歳児に△を描かせてみて、上手に描けない子供に睡眠リズムの狂っていることが多いそうな。 睡眠リズムが狂うと、一定の時間に寝ないため、徐々に寝る時間がズレて行く。 遅くまで起きていれば、その翌日は遅くまで寝ている。 あるいは一日中眠たい。 子供のうちにきちんとした睡眠の習慣をつけることが、脳や情緒の発達にとって非常に大切なんだって。 さらに、睡眠リズムが狂ったままだとどうなるかというと、脳のセロトニンの分泌が阻害されるそうな。 セロトニンはリラックスした時に出る脳内ホルモンで、心を安定させてストレスを解消させてくれる物質である。 詳しく知りたい人は「発掘!あるある大事典『セロトニン』」を見てね。 夕べの番組ではセロトニン阻害ネズミを作って、他のネズミと出会うとどういう反応をとるかという実験をしていた。 そうすると、このセロトニン阻害ネズミ、普通のネズミの顔を見るや否や噛み付くのである。 相手の出方を見るなんてことできないんだよね。 見るからに神経がイライラキリキリしているのがわかる。 つまり、セロトニンの分泌が少ないと、いつもイライラしてキレやすくなるということみたいだ。 セロトニンは、他者とのコミュニケーションを円滑にする役割もあると番組では言っていた。 こう見てくると、最近の犯罪の低年齢化にも通ずるものがあると思うのは私だけじゃないだろう。 今の子供達は生まれた時から身の回りにコンビニやゲームセンターがあり、真夜中でも不夜城のような煌々とした光に囲まれている。 宵っ張りな親達に連れられて行く真夜中のファミリーレストランも、当然ながら明るい。 また、道端の自動販売機のあの眩しさはどうだろう。 目が痛いし、体にも痛い感じがして私は大嫌いである。 電磁波もバリバリ出ていると思うし。(- -; 暗がりによる犯罪は減ったかもしれないが、都心部に住む私達の生体リズムは、眩い光の中で明らかに変調を来たしがちだ。 小学生だって遅くまで学習塾の明るい蛍光灯の下で勉強してるよね。 帰ってすぐに寝られるわけでもないだろう。 賢くなるために勉強しているはずなのに、脳の機能自体を狂わしているってことかもしれないね。 睡眠リズムを正常に戻すには、昼間にたくさん光を浴びることが必要だ。 不登校児などの睡眠リズム障害を治すために、人工的な高照度の光を決まった時間に浴びるという方法はよく知られているけど、大人の私達も昼間は意識的に光を浴びた方が良いんだと思ったよ。 それほど私達は自然から遠く離れてしまってるんだなぁ。。。 ******************************************************* SoulNavi倶楽部本館はこちらです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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