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一期一会(ぼくの読書日記)

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2010年03月16日
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カテゴリ:雑学

貧困に喘ぐタイの山岳地帯で育ったセンラーは、もはや生きているだけの屍と化していた。
実父にわずか8歳で売春宿へ売り渡され、世界中の富裕層の性的玩具となり、涙すら涸れ果てていた。
アジアの最底辺で今、何が起こっているのか。幼児売春。臓器売買。
モラルや憐憫を破壊する冷徹な資本主義の現実と、人間の飽くなき欲望の恐怖を描く梁石日氏の衝撃作です。

ノンフィクションしか読まないぼくが、なぜフィクションであるこの本を読んだのか。
それはフィクションだと知らずに読んでしまったからなのです(^^;)。

しかし、本書の内容全てがフィクションだとは思えないんですよね・・・
本書を読む限り、どこまでが非現実でどこからが現実に起きている事なのかわからなくなってきます。

内容は、タイを舞台に貧しい子供達が売春宿に売り飛ばされ、最終的には臓器売買されるというかなりショッキングな現実?そしてそれを阻止しようとするNPO団体の苦悩を描いたもの。

まさに闇から闇へ売買される貧しい子供達。
たとえそれが現実だとしても、そこには助けてあげられない無力な自分がいるというのも現実。
虚しいですね。

かなり過激な内容で、読み終えた後味は最悪です。
ぼくも読みながら、何度も胃がムカムカしました。

そして全てが「フィクション」であって欲しいのですが、火のないところに煙は立たず、とも言いますからねぇ~。

オススメ度:★★★★☆(少しオススメ)ウィンク



闇の子供たち





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最終更新日  2010年03月16日 12時17分42秒
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