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一期一会(ぼくの読書日記)

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2010年09月13日
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カテゴリ:事件・犯罪・事故

現代の犯罪捜査における科学の役割を確立するのに重要な役割を果たした100件の犯罪を世界中から集め、事件の簡潔で正確な要約を通して科学捜査の進歩の跡をたどります。

まず初めに、本書で取り上げている事件のほとんどがアメリカとヨーロッパで起きた事件に偏っています。
なぜならば、この二つの地域が科学捜査の発展に大きな役割を果たしたからだそうです。
流石、犯罪大国アメリカですね。

事件の起きた年代が少々古いとはいえ、どの事件も複雑で意外な展開があり、並外れていることだけは確かです。
法医学の代表例として有名な事件もあれば、ほとんど知られていない事件もありますが、要約されているとはいえ、100件の事件というのはガツンとくるボリュームですね。

弾道学に始まり、DNA、指紋、法人類学、死亡時刻等々、それぞれの分野別に数件の事件を掲載し、さらに各分野中の事件は年代順に並べられているので、その専門技術がどのように進化してきたのかが明確になります。

捜査員がささいな事で感じる「直感」や「虫の知らせ」が、どれほど犯罪捜査において大きな役割を持っているかということも実感させられ、そしてその「直感」や「虫の知らせ」を裏付けることになる科学捜査の手法は、「凄い」の一言です。

本書では「科学捜査の歴史を甘く見るような犯罪者がいれば、世界中の犯罪研究所がその挑戦を受けて立つことに疑いはない」と述べています。
ひぇ~(笑)

オススメ度:★★★☆☆(普通かな)ぺろり


不完全犯罪ファイル





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最終更新日  2010年09月13日 08時18分47秒
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