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一期一会(ぼくの読書日記)

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2011年01月13日
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カテゴリ:雑学
東京のコワ~い話はタクシー運転手がいちばんよく知っています。
本書は著者である小菅宏氏がタクシーに乗るたび、運転手に聞いてメモし、また主なタクシー会社にアンケートを依頼してベテラン運転手から回答してもらった話を元に、その運転手からさらに詳しく取材してまとめた東京のコワ~いスポットの決定版です。
上野の山周辺、青山墓地周辺、池袋サンシャインビル周辺、渋谷道玄坂周辺、その他新しい都市伝説の始まり、江戸から現代へ、死者・敗者の怨念がさまよう魔界都市・東京。

大都会東京の「ふしぎ現象」を目撃したり、あるいは出逢ったりした体験談が妙に現実感を帯びるのは、誰もが持っている「怖い物見たさ」という期待感の表れだと思っています。
そして一般の人よりはるかに行動範囲が広く、深夜まで車を走らせることもごく普通の仕事であるタクシー運転手の怖い体験談となれば、気になりますよねー。

本書の1章「現在最もコワ~い東京魔界」では、縁を知ることでそこが魔界として現象している意味を知ることができます。

2章「時空を超えてコワ~い江戸魔界」では、当時その地で何があったのかを知ることで、現代まで続いている過去からのメッセージがわかります。

中でも東京の超優良一等地、大手町に奉ってある「平将門の首塚」。
GHQをも撃退したと言われる日本で最大最凶の怨霊と言われているだけに、ここの怪しさだけは別格ですね。
会社からも近いのでちょっと行ってみたい気もするのですが・・・ちょっと怖いなぁ(>_<)

昔の情景を想像してしまうような橋の名称がついているのも江戸の橋ならではです。
たとえば杉並区の「永久橋」。
罪人が刑場へ移送される姿を身内が見送る最終地点だったそうです。
永久の別れという意味の橋だったんですね。
あしたのジョーにも出てくる実在した橋、泪橋(荒川区)も確か似たような意味だったと思います。
この橋はもう壊されてないようですが。

ただ、「コワ~い」という題名に期待しすぎたせいか、あまり怖い話がなかったのが残念。
バッチリ見ちゃった的な話がほとんどなく「その近くを通るとなんとなくイヤな気分になる」程度の体験談ばかりだったので、その地における時代背景ならば、タクシー運転手に聞かなくても書けたんじゃないの?なんて思ってしまいました。

沢山の人々が行き交う場所であっても、魔界スポットが多数存在しているというのはある意味怖いことですけど。

オススメ度:★★☆☆☆(コワ~くなかったので、あまりオススメしません)しょんぼり


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最終更新日  2011年01月13日 08時32分55秒
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