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今朝の読売新聞 編集手帳欄から
和田アキ子さんが新人の頃の話。 当時人気絶頂の「コント55号」とテレビで新番組を持つ企画が。所属のホリプロに舞い込んだそうです。 売り出すには絶好の話。 しかし当時の社長の堀さんは断ったそうです。 ハプニングから笑いを引き出すコンビとの共演が、和田さんの成長にどう影響するのか、予測できなかったためだそうです。 後に社長の自伝に 「瞬間風速を追うのはプロではない」 人気の瞬間風速ではなく、「人気×歳月」の総量を追うのが、前途ある若い人を預かる経営者の責任と感じていたのだろう。 と記事にはあります。 私もピークを作らない というのを一つの目標としています。 ピークには反動が伴うから。 子供の教育は長期戦です。 目先の結果を追うばかりに、無理矢理にピークを作り、あとで見事に反動が来るという例はさんざん聞いてます。 子供たちの人生は、学校出てからの方がはるかに長い。 入試や、直近のテストの成績は、その当座は大事に思えるかもしれないが、長い人生において、決して重要な目的にはなりえないのです。 努力を否定しません。学力向上を否定しません。塾だから当たり前です。 しかし、手段と目的を取り違えることはしたくないです。 「瞬間風速は追わない」「学力×歳月」の総量を追う。 長期戦でじっくりと子供たちと向き合う。 そうすると、個人差はありますが、必ずどこかで大きく成長する時期が来ます。 そのときをひたすら待つのです。 それが、ホリプロの社長ほどエラくも何ともありませんが、前途ある若い人を預かる責任だと思います。 とはいえ、表面上は緩いんですけど^^; お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.07.12 09:37:55
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