都立高校の出願倍率が出ました
来週差し替え期間がありますが、ほぼ情勢は確定です。
あと私は、内申点に基づいて、それぞれの生徒の合格ラインを提示するだけです。
模試業者が出しているラインよりも調整して伝えるのが、長年の私の経験です(^o^)
さて、一般的にですが、男子は追い込みが効きます。
直前の集中力と、伸びが著しい子が毎年います。
今年もそんな子がいます。
彼は夏前から来てくれた子です。
当初の内申と実力からだと、現在の志望校は、経験上厳しめでした。
しかし本人の意思と、滑り止めはしっかり用意するから、後は思い切ってやらせる、という保護者の意思を受けてお受けしました。
まずは内申を上げるために、コツコツと真面目にやってました。
失礼かもしれませんが、当初の内申だとなかなか集中して真面目にやることは難しいのですが、彼はそれを乗り越えました。定期テストの点数も上昇傾向でした。しかし1.2年の基礎が付いてなかったためか、
残念ながら内申は思ったほどは上がらなかったのですが、その分実力がしっかり付いてきました。
冬休みを乗り越え、彼が目指している高校の受験者の平均以上の点数は余裕でとってきます。
本当に伸びたなあって思います。
内申と当日点には、ある程度経験上相関があるのですが、彼にはそれが良い意味で当てはまりません。
志望校の受験倍率は、予想以上(元々高めの予想でしたが、それ以上)に高くなってしまいました。
内申がない分ハンデはありますが、それを跳ね返せるだけの実力が付いてきました。
過去問をやらせると、計算上のボーダーは超える可能性が十分あります。
もちろん蓋を開けてみないとすべてはわかりません。
しかし、それだけの努力はしてきたので、合格ラインに入ってくれるかなと思ってます。
男子はやはり追い込みが効くのです。
というか、尻に火が付くまでに時間がかかります^^;
たとえは悪いですが、競馬で言えば最終コーナーを回って直線に入ってからが勝負です。
ここから一気に伸びてきます。見ていて痛快ですね。
もちろん秋くらいまでの蓄積があることは言うまでもありません。
逆に女子は早い段階で、ある程度目処をつける位置に立たせることが重要です。
推薦というのも、女子にとっては有効な手段です。
当然個人差はあります。
火事場の馬鹿力を発揮する女子もいます。
まあ、毎年毎年、この時期になるといろいろ感慨深いものがあります
平成30年2月7日(水)
大田区 松栄塾
ただ、残念なことに、なんとな~く生煮えの状態のまま、ヤル気があるんだかないんだか、あっても空回り・・・というのもいます。
タイミングは人それぞれなんですが、中学校くらいで基本的な勉強習慣が付かないと、そのリスクはドンドン高くなるような気がします
なまぬる~く進学すると、結局なまぬる~いままということの方が多いんですね。
だからこそ、心配があるなら、早めに塾の門はたたいた方が良いのです。