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説明文の読解

2010.08.27
XML
カテゴリ:説明文の読解

 

『さけが大きくなるまで』を例に説明文の読み方について、考えて来ました。それから、

4年生がこんな説明文が書いたぞ(9)

 

 で、説明文を書かせた実践を元に、説明文の書き方について考えて来ました。

本日は、そのまとめです。よろしくお願いたします。 

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説明文(理論文)の読解と書きは、裏表の関係にあると、何度か書いてきました。

その理論は、下記の文図でまとめられます。

大久保忠利氏(元・都立大教授)が説明文の構造について書いた文図です。(大久保忠利著作選集・<1>の76p 三省堂・アマゾンの古書で購入可)

大久保説明文の理論(文図)

説明文には、書き手(筆者)の主張があり、それを主張をする理由があります。

その理由付けが、正しいかどうか、その検討が必要です。

このようなことは、売り込みが来た時など、普段の生活では、何度も経験しているのですが、活字になると、活字で書いてあるから正しいと、ころりと、いってしまうことがあります。

 

そうではなくて、この文図などを頭において、検討をしてみることが大事ですよね。

子どもには、この文図を教室に常掲しておくとよいでしょうね。それで、頭にしまい込まれ、一生、使えるでしょうから。

* 下記のブログで、関連することをお書きになっています。

Aug 22, 2010

マスコミの責任 http://plaza.rakuten.co.jp/gakkodx/diary/201008220000/#comment

 

 

[ マスコミの悪影響 ]    

 

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下記で、以前に書いたブログが紹介されました。漢字と 作文の実践です。

これらの 実践は、仲間・先輩の実践に学び、

さらに、それを発展させるということの繰り返しから生まれたのものです。

それを取り入れることで、子どもが喜び学力がつく授業ができ、

そのことに教師は、生きがいを感じるのではないでしょうか。

みんなでつくる教育WEB辞典 EDUPEDIA

漢字の学習

主述の関係とテーマ性

 

表現よみ総合法教育研究会

http://hyoukyouken.gooside.com/

 



下記の本は、研究会がまとめたものです。絵をクリックしますと、本の概略が分かります。


尚、本書は、理解を深める表現よみ(小学校国語4年)1~6年まで、各学年あります。
各学年の教科書教材の授業報告があり、子どもと教師の表現よみが、CDに入っています。

次は、朗読・表現よみの本です。

上記の理論と実践の方法が作品にそって、書いてあります。

田村操の朗読教室

 







最終更新日  2010.08.27 17:59:12
コメント(11) | コメントを書く
2010.08.25
カテゴリ:説明文の読解

 

先日、長男から電話があり、その声が、以前の声と違っているので、振り込め詐欺からの電話かと思って、びっくりして、誰がしゃべっているのですか?などと聞いてしまいました。

しゃべっていると、声は、変わっているのですが、しゃべり癖は、長男のものなので、本題に入った話をしました。(で、振り込みの要請ではありませんでしたが。)

このようにおかしいと思った時は、疑ってかかることが大事ではないでしょうか。それは、学校教育でも、教えるべきことだと思います。

活字にされたものは、正しいというような見方がありますが、人間が書いてものですから、書き足りない・わざと間違えているなどがあります。

このことについて教科書教材の説明文で考えてみます。よろしくお願いいたします。

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2年生の『さけが大きくなるまで』の続きです。

次のような文章があります。



 

IMG_0001.jpg 

子どもは、ここの文章では、

「さけは、水のきれいな川上にたどりつくのだな。」

「それから、おびれをふるわせて、川ぞこをほるのだな。」

「それは、50せちものふかさなのだな。」

「それから、そこに、たまごをうみ、うめるのだな。」などと、分かります。

書きこみ・書きだしを指示しますと、書きこみ(書き出し)ます。

で、次の文章に行きます。


さけの卵

 ここでも、書いてあることは、分かるのですが、次のような疑問を持つ子がいます。

 

「本で読んだけど、卵を産んだ、親は、どうなるのだろうか、また、来年もこうして産むのだろうか?」

「『冬の間に、たまごからさけの赤ちゃんが生まれます』...」とありますが、さけは、たまごを生むメスだけで、赤ちゃんが、うまれるのでしょうか?」

この疑問が出たら、それを調べ、話合っていく、これも説明文を読むことなのでしょうね。

この疑問、この『さけが大きくなるまで』の説明文を読解する上で、重要なことですね。この疑問を解決しなかったら、この説明文を読んだ感動は、生まれないのではないでしょうか。

このような疑問を大事にすることが、説明文の指導では、必要ですね。だから

分かったこと(初めて知ったこと)、

思ったこと(疑問・もっと知りたいこと・・・・・)

の項目の順で授業をすすめることは、授業を成功させる元になるのではないでしょうか。

このような授業がされれば、子どもは、そのことに夢中になり、いじめなどをやる方には、気が行かなくなりますね。

 

次は、大久保忠利氏が説明文の構造について書いた文図です。(大久保忠利著作選集・1の76p 三省堂・アマゾンの古書で購入可)

大久保説明文の理論(文図)

この中にある調査・研究・認識・思考は、筆者のものですね。

この『サケが大きくなるまで』の文章では、

卵を産んだ親は、どうなるか

オスをどうして出さなかったのか

分かりません。それは、筆者の調査・研究・認識・思考が、そう書いたのですよね。

このことからして、教科書に書かれている文章でも、補って読んだり、場合によっては、訂正しながら読んだりすることが、必要なのではないでしょうか。

このことを僕らは、教材絶対主義の克服と言っています。(戦前の教育勅語は、それは許されませんでしたね。)

続きます。

 

は、下記の本に出ています。
小学生の作文教育』(明治図書)1・2・3・/4・5・6年
(読売教育賞賞外優秀賞 受賞)
波多野完治さんから、「新しい作文教育の提案です」と言うコトバを戴きました。
  残念ですが、絶版です。しかし、アマゾンの古書で売られています。

* 下記にもありました。(net販売です)
『小学生の作文教育』
小林喜三男・田村利樹編、明治図書、昭58、2冊
渥美書房  7,350円

*** コメントをお寄せ下さい。(時間の関係で、返信は、していませんが、 勉強させて戴いて、次に生かします。感謝です。)

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下記で、以前に書いたブログが紹介されました。漢字と 作文の実践です。

これらの 実践は、仲間・先輩の実践に学び、

さらに、それを発展させるということの繰り返しから生まれたのものです。

それを取り入れることで、子どもが喜び学力がつく授業ができ、

そのことに教師は、生きがいを感じるのではないでしょうか。

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漢字の学習

主述の関係とテーマ性

 

表現よみ総合法教育研究会

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下記の本は、研究会がまとめたものです。絵をクリックしますと、本の概略が分かります。


尚、本書は、理解を深める表現よみ(小学校国語4年)1~6年まで、各学年あります。
各学年の教科書教材の授業報告があり、子どもと教師の表現よみが、CDに入っています。

次は、朗読・表現よみの本です。

上記の理論と実践の方法が作品にそって、書いてあります。

田村操の朗読教室

 







最終更新日  2010.08.26 19:52:42
コメント(10) | コメントを書く
2010.08.22
カテゴリ:説明文の読解


指導事項の中で、このことは、どうしても理解させ、使えるようにしておくことがありますね。そうすると、後で応用ができるからですね。

たとえば、

<漢字の意味の変転>

<表現よみは、文章を理解して、音声化すると楽しくなり、表現よみが上手になる>

<漢字指導は、1セット5過程ですると、身に着く>

<文は、主語と述語でできているから、文ちゃん人形で、それを頭においておく>・・・・・・

などです。(このようなことをこのブログで書いてきましたが・・・・。)

それを指導するのが、授業だと思います。

 

本日は、説明文(理論文)を読解する時に役立つ文図をご紹介いたします。

それから、(説明文<理論文>の文図を頭に入れておくと、理論文<説明文>が書けるのですね。説明文と説明文を書くは、裏表の関係にあるからですね。)

本日は、このことについて考えます。よろしくお願いいたします。


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次は、大久保忠利氏が説明文の構造について書いた文図です。(大久保忠利著作選集・1の76p 三省堂・アマゾンの古書で購入可)

まず、ご覧ください。


大久保説明文の理論(文図)

説明文を読解する・書くのは、このことを頭に置いて書けばいいわ出ですね。

それを、実践して、書かせたのが、下記の説明文です。

これは、4年生の実践ですが、クラスの すべての子どもが

このような説明文を書くことができました。




宮崎{小)


みや崎(大)

この説明文には、「『予定表』を書いて、為になった」、と言う主張が、まず、ありますね。

次に

その主張を裏付ける事実が、

第一に・・・・・
第二に・・・・・
第三に・・・・・
第四に・・・・・
第五に・・・
第六に・・・
・とあり、
まとめがある

という構成になっていますね。

4年生の子どもが、これを書くことによって、
説明文とは、どういうものかを
学んだと思います。

ですから、それは、これから

説明文(理論文)を読解する時、
説明的な話を聞く時、
する時

にも役に立つと思いますね。

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

* 上記の説明文を書かせた指導過程は、

 

2006.07.20

説明文(理論文)の読み方・書き方(1) 田村 利樹 [ ・・・説明文を書く ]  

 から

 

.04.20XML 

説明文を書くは、題決めがヤマ・田村利樹 [ ・・・説明文を書く ]    

 

までに出ています。

くわしくお知りになりたい方は、そちらをご覧ください。

このように書けた子は、今度は、説明文を読む時、説明文の構造を知っていますから、その読解が、楽にできるようになりました。

地図があると知らない土地でも旅行できますが、ないと大変ですね。

説明文の構造は、その地図のようなものですね。

 

次回は上の文図について、具体的に説明いたします。

 

以上は、下記の本に出ています。
小学生の作文教育』(明治図書)1・2・3・/4・5・6年
(読売教育賞賞外優秀賞 受賞)
波多野完治さんから、「新しい作文教育の提案です」と言うコトバを戴きました。
  残念ですが、絶版です。しかし、アマゾンの古書で売られています。

* 下記にもありました。(net販売です)
『小学生の作文教育』
小林喜三男・田村利樹編、明治図書、昭58、2冊
渥美書房  7,350円

*** コメントをお寄せ下さい。(時間の関係で、返信は、していませんが、 勉強させて戴いて、次に生かします。感謝です。)

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これらの 実践は、仲間・先輩の実践に学び、

さらに、それを発展させるということの繰り返しから生まれたのものです。

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漢字の学習

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下記の本は、研究会がまとめたものです。絵をクリックしますと、本の概略が分かります。


尚、本書は、理解を深める表現よみ(小学校国語4年)1~6年まで、各学年あります。
各学年の教科書教材の授業報告があり、子どもと教師の表現よみが、CDに入っています。

次は、朗読・表現よみの本です。

上記の理論と実践の方法が作品にそって、書いてあります。

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最終更新日  2010.08.22 16:05:49
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2008.12.27
カテゴリ:説明文の読解

 

自立した人間を作ることが教育の一つの仕事だと思います。それには、考える子どもを育てることだと思います。このことと関連させて、説明文の指導について書いてみます。ご一緒にお考え戴けますとうれしいです。

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『さけが大きくなるまで』に、次のような文章と画像がのっています。

 


IMG_0001.jpg

ここの段落では、<50センチほどの穴を掘る>とあるのですが、子どもは、

「縦は、何センチかな?横は、何センチかな?」と、疑問を持ちます。この疑問が出るようにする指導、これが、説明文の指導では、大切なことではないかと、前回、書きました。

その為に、思った事・疑問を出し合う時間を設定することが説明文の授業では必要だとも書きました。

次の段落の文章を見てみましょう。


さけの卵

ここでは、「あかいぐみの実のようなものは、なぜついているのか」子どもたちは、疑問を持ちます。その疑問を考え合い、調べていくと、この説明文のねらいが読み取れるのではないでしょうか。

この説明文の読みは、さけの一生の生物学的研究ではないのですが、子どもが疑問に思ったことを調べていくことは、説明文指導の目的の一つではないでしょうか。

思った事・疑問を大切して、それを追及していく。この中で、考える子どもができるのではないでしょうか。それは、考えて、追求し、分かると楽しくなるからではないでしょうか。

 話は、それますが、教育勅語があった時代の教育では、この考える教育は、皆無でした。考えない教育をしていたのでした。

しかし、そのような考えない教育が、まだ、まだ、いろいろな分野で、たくさん残っていることは、確かです。このことも国民の責任として、考えていきたいものです。

 

* この考えは、下記の研究会の本などを参考にしています。

表現よみ総合法教育研究会

http://hyoukyouken.gooside.com/

 

 

この本は、楽天以外では、下記でも、ネットで購入できます。

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下記の本は、漢字教育のあるべき姿と実践を載せています。アマゾンでは、漢字教育の部で、売れ行きが本日は、1位です。楽天では、売り切れですが、手配をしています。
たのしく学ぼう漢字

国字問題研究会・漢字指導法研究会

http://members.jcom.home.ne.jp/kotoba/kokuziken-index.html

 







最終更新日  2008.12.28 10:53:47
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2008.12.26
カテゴリ:説明文の読解

 

今まで、お読みになって、お気づきでしょうから、ここで、改めて、書くこともないのかもしれないのですが、まとめ的に書いてみます。

それは、『教材絶対主義からの脱出』ということです。そのことについて考えてみます。ご一緒にお考えいただけますとうれしいです。


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教材絶対主義という言葉を、研究会に入って、初めて聞いた時は、意味が、分かりませんでした。でも、指導する教材を、仲間や子どもと読解して深く読んでいくうちにその意味が、分かってきました。

それから、この教材絶対主義という言葉は、大事で、頭に置いておかなくてはならないものだな、と感じるようになりました。

さけが大きくなるまで』では、「北の海にすむ」と書かれていますが、チリ産のサケもあります。だから、ここのところは、補充して、読まないとならないのではないでしょうか。

それから、さけの赤ちゃんが生まれますが、オスが、この題材こは出てこないのですね。これも、補充していかないとならないですよね。

これらは、こどもが、持つ疑問ですから、それに答えていかないと指導とは言えないですよね。

そのような意味で、教材は、絶対ではなく、書かれていないことを、必要に応じて、補充することが大切だということです。

 僕は、仕事の延長から漢字教育・表現よみ指導・・・・・・・などの論文を書き、本にまとめることをやってきました。

書いたのを後で、読み返しますと、書き足りないことが見えます。それから、教育では、実践が深まって、前進があります。ですから、その本の前の実践は、古いものとなります。たとえば『たのしく学ぼう 漢字』では、最初の実践は、草分けとして、すばらしいものでした。

 しかし、その後の十数年間の実践は、めざましい発展がありました。ですから、それを補充する必要があるという訳です。

教材絶対主義は、子どもの心の活動を大事にしないものになります。これでは、子どもは、指導を受けたくなります。ですから、柔軟な態度での指導が求めらているわけですね。

* この考えは、下記の研究会の本などを参考にしています。

表現よみ総合法教育研究会

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この本は、楽天以外では、下記でも、ネットで購入できます。

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最終更新日  2008.12.26 09:49:06
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2008.12.25
カテゴリ:説明文の読解

 

 説明文の指導は、どうしたら良いか。現在、行われている指導には、2通りあるようです。

は、書いてあることだけを読み取る。これは、<さけ・・・・・北の海にすんでいる大きな    魚>とまとめる。

もう一つですが、本日、これを書いてみたいと思います。ご一緒にお考えいただけますと、うれしいです。


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もう一つというのは、下記の方法です。A先生は、もう一つの方法でやりました。A先生の指導案から、それをお借りして、ここに、載せさせて戴きます。

書き込みの確認

A先生は、上記のように、まず、一人で、その時間に学習する文章を読ませています。子どもは、一人で、読み、

その中で、わかったこと、

      思ったこと

を、文章の中に書きこみ(書き出し)ます。これは、自分の頭だけでする学習です。自力の学習です。これが、面白いのですよね。自分の力が発揮できるからですね。


IMG_0001.jpg

子どもは、ここの文章では、

「さけは、水のきれいな川上にたどりつくのだな。」

「それから、おびれをふるわせて、川ぞこをほるのだな。」

「それは、50せちものふかさなのだな。」

「それから、そこに、たまごをうみ、うめるのだな。」などの分かったことをほとんどの子が、

書きこみ(書き出し)ます。


さけの卵

それと併せて、「卵を産んだ、親は、どうなるのだろうか、また、来年もこうして産むのだろうか?」という疑問を書く子もいます。

A先生の上記の指導の計画に、その疑問があったら書くようにしていますね。それは、「思ったこと」と書いてあるところです。)

「『冬の間に、たまごからさけの赤ちゃんが生まれます』…」とありますが、さけは、たまごを生むメスだけで、赤ちゃんが、うまれるのでしょうか?」と、書く子もいます。

この疑問が出たら、それを調べ、話合っていく、これも説明文を読むことなのでしょうね。

この疑問、この『さけが大きくなるまで』の説明文を読解する上で、重要なことですね。この疑問を解決しなかったら、この説明文を読んだ感動は、生まれないのではないでしょうか。

この説明文では、そのことが、記述されていません。だから、この疑問を出し合って、読み深めていくことが、必要なのではないでしょうか。

このような疑問を大事にすることが、説明文の指導では、必要ですね。だから、A先生が指導案の中に書いている

分かったこと(初めて知ったこと)、

思ったこと(疑問・もっと知りたいこと・・・・・)

の項目で授業をすすめることは、授業を成功させる元になるのではないでしょうか。このような授業がされれば、子どもは、そのことに夢中になり、いじめなどをやる方には、気が行かなくなりますね。

 

* この授業は、下記の研究会の本などを参考にして実践したものです。

表現よみ総合法教育研究会

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この本は、楽天以外では、下記でも、ネットで購入できます。

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たのしく学ぼう漢字

国字問題研究会・漢字指導法研究会

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最終更新日  2008.12.25 11:09:22
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2008.12.24
カテゴリ:説明文の読解


 

勉強が好きになるかどうかは、どういう授業をするか、それが、かなり、左右しますね。では、『説明文の授業をどうしたら良いか』、その3回目です。

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前回、「北の海」について、子供の疑問がこのように出るのではないかと、書きました。では、この疑問をどう扱ったらよいのでしょうか。

この疑問の話合いをして、解決することは、そこでして、解決しないことは、

これから、勉強をしていくと、分かるかもしれないね。」と話して、次に進めていくといいのではないでしょうか。この疑問を、子どもは、しっかり、覚えていますので、無視しないことですね。

これが教育の分かれ目になりますね。ほんじこれを大切にすることが、勉強が好きになる元ですからね。

さて、本時の学習は次の文章です。

  
秋になると

ここでは、授業者(A先生)は、

まず、「秋になると・大人のさけ・たくさあつまって・たまごをうみに・・・・・・・などを、確認させ、理解させ、

その上で、『三メートルぐらいのたき』とは、2年生の子どもにとっては、どのように映っているのか、ちゃんとイメージ化(表象化)できてないのではないかと、考えたので、その指導をした。」

というのです。そうですね。これが、大事なことですよね。A先生は、

「2年生の子には、3mといっても、どれだけの長さか、高さか、頭の中にイメージできてないので、実際、3mの綱を持ってきて、その長さ・高さを見せえて、イメージさせた。」ということでした。

「すると、子どもは、すごーい・・・・・・の連発で、教室中がにぎやかになった。」というのです。


 

さけが滝を上る

「この様子をテレビで見ていた子が、『その滝を上る時は、真上に上っていないで、写真のように斜めに上がっていたよ。』」と、発言してくれたんですよ」とA先生。

 

この3mをイメージ化すること、これが、この説明文を読むことでは、だいじなことでしょうね。この心使いが、子どもが、勉強を好きになる元でしょうね。

「さけ・・・・・・3m上る」という確認は、大切ですが、これで、終わったら、「ああ、そう」ということで、終わってしまうでしょうね。これでは、シラケてしまって、残念ですね。

(続きます。)

* この授業は、下記の研究会の本などを参考にして実践したものです。

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2008.12.23XML 

不景気だけどちょっといい話...  (2) 







最終更新日  2008.12.24 14:49:09
コメント(16) | コメントを書く
2008.12.23
カテゴリ:説明文の読解

 

読解力の低下が、あちこちで言われていますが、では、、読解力をつけるのには、どうしたら良いのでしょうか。そのことの続きを、本日も書いてみます。

ご一緒にお考えいただけますと、うれしいです。

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題材は、『さけが大きくなるまで』でした。

きょうかしょの文章(1)

 

 授業者(A先生)は、北の海といっても、その意味が分からないので、地球儀を持ってきて、北の海を説明したとのことです。

これは、必要なことですよね。

「さけは、北の海にすんでいる。」との文字の上での確認だけでは、子どもが、(分かった)(読解した)と言えないですよね。それは、ただ、記号として、確認しただけですね。これでは、子どもは、説明文の授業が、面白くないでしょうね。

 

そして、次に進んだとのことです。

 

研究会で、A先生に質問すれば良かったのですが、次のような疑問を子どもは、持たなかったのでしょうか。

* 北の海にすんでいるというけれど、調布市のいとこの学校では、さけの赤ちゃんを多摩川に放しているんですが、どういうことでしょうか。多摩川は、北の海では、ないのですが・・・・・?

* 多摩川で、さけがとれたという話を聞いたことがあるんですが、多摩川は、北の海では、ないのに・・・・・。

* 北の海にすんでいるというけれど、北海道では、さけが、川を上っているのをテレビで見ましたが、どういうことでしょうか。

福島の親戚に行ったとき、近くの川で、さけがとれたのですが、どういうことでしょうか。

*そういえば、新潟に親戚があるのですが、新潟でも、さけがとれるんですが・・・・。

*スーパーに行くと、ロシア産のさけが、売っていますが、これは、北の海とどういう関係があるのでしょうか。ロシア産のべにさけは、おいしいよ。

*そう言えば、アラスカ産のサケというのもも売っているよ。

 

 

* ああ、チリ産のサケも売っている。この頃、いっぱいある。これは、割合安いよ。チリって、北の海ではないけれど・・・・?

*そう言えば、養殖のさけっていうのがあるけれど・・・・・。養殖のさけは、うまくないって、お母さんが、言ってたよ。うまいのは、日本でとれたものだって。

・・・・・・・

・・・・・・

このような疑問が、出たのでしょうか。出たなら、これらの疑問を大切にして、それを追求し、かかわらせていくと、この説明文を子どもたちが、真剣に読解すると思っていますが。

出なかったら、「ここで、分からないことある?」と、質問を出させるといいのですね。授業では、必ず、最後にその質問を出させる時間が必要なのですよね。

良く、子どもを大事にするということが、言われていますが、このような子ども疑問を大事にすることが、子供を大事にすることでもあると思うのですが。

それから、よく、子どもに「がんばりましょう」と言いますが、子どものこのような疑問を一緒に解決することで、頑張ると、子供も気分がいいのではないでしょうか。

ああ。この質問、研究会で、すれば良かった。すごく、反省しています。(田村 利樹記)

次回に続きます。 

 

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最終更新日  2008.12.23 12:07:44
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2008.12.22
カテゴリ:説明文の読解

 

 研究会員で、説明文の公開授業をする方が2人いました。その2人は、夏休みからどうしたら良いか、相談に来たので、参考資料の紹介などをしました。

その上での、今回の研究授業とその学校の研究会がありました。

その研究授業と研究会の様子の報告を基にした研究会を表教研でしました。このことについて、ご一緒にお考えいただけますと有り難いです。( 田村 利樹記)

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題材は、『さけが大きくなるまで』でした。

きょうかしょの文章(1)

まず、授業者から次のような話がありました。

「さけといっても、2年生の子どもには、1匹の丸ごとのさけを見たことがない子がいるのですよ。切り身しか、知らない子がいるのですよ。」ということから、話が始まりました。

「以前なら、荒巻さけなどが、つるされて、さけの全体が分かったのですが、それが、最近、見えなくなってきたのです。そこで、教科書の画像にあるのを見て、確認しました。」という話が、されました。

それに対して、「実際のさけを魚屋さんから借りてきて、教室に持ち込んで、見せてあげると良かったね。」という意見が出され、

「授業が終わって、さけが泳いでいることなどが入っている『さけの一生』のビデオを見せたのですが、この時は、子どもは、喜々として、見ていました。」という報告もされました。

「そうなんですよね。説明文は、書かれている言葉の具体化が、まず、必要なのですよね。ここでは、まず、さけのイメージ化(表象化)が必要なのですよね。さけの切り身しか、分からない子には、さけの実物を先ず、見せ、それが、どのようなことをするのか。そこから入るといいのでしょうね。」という意見も出されました。

「そう、このような授業をしていくと、子どもは、図書館に行って、さけのことを調べ出すんですね。そして、さけのことは、何でも、分かってしまいさけ博士になった子がいました。」という意見も出されました。

「さけは、北の海にすむ大きな魚です。」と、この一文を確認して、終わりということでは、子どもは、「ああ、そう。』という反応して、「それがどうしたの」というそっけない態度を取るんですよね、それでは、こどもは、ちっとも面白くないですよ。」という意見も出されました。

「たしかに、さけは北の海にすむ大きな魚です。」ということが、書かれていることは確認しなくてはならないのですが、その確認だけでは、説明文の指導として、不十分ではないかな。」という意見も出されました。

では、どうしたら良いのか、次に考えます。お付き合いありがとうございました。

 

* この授業は、下記の研究会の本などを参考にして実践したものです。

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たのしく学ぼう漢字

国字問題研究会・漢字指導法研究会

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最終更新日  2008.12.22 10:31:28
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2007.12.28
カテゴリ:説明文の読解
浅田・安藤らが、すばらいいスケートを見せてくれていますね。
彼女等の努力・素質などが、実っているのですね。

でも、ここまで到達したのは、
ちゃんとした指導者の下で、一つ一つの段階を確実に歩んできたからではないでしょうか。


さて、読解の段階です。
昨日は、文学の指導段階についてふれました。

本日は、説明文(理論文)の指導段階についてです。

まず、4年生の子どもが書いた説明文をごらんください。
4年生でも、説明文が、このように書けるのですね。

* この説明文を書かせた指導は、最下欄に表示しいて置きます。


 



宮崎{小)


みや崎(大)

この説明文「『予定表』を書いて、為になった」、と言う主張が、まず、ありますね。

次に

その主張を裏付ける事実が、

第一に・・・・・
第二に・・・・・
第三に・・・・・
第四に・・・・・
第五に・・・
第六に・・・・とあり、
まとめがある

という構成になっていますね。

4年生の子どもが、これを書くことによって、
説明文とは、どういうものかを
学んだ
と思います。

ですから、それは、これから

説明文(理論文)を読む時、
説明的な話を聞く時、
する時

にも役に立つと思いますね。

けれど、ここまで到達させる為には、その段階を指導することが、必要なのですね。
それがあれば、誰でも、このように書けるようになるのですね。



その段階表を下で、ご紹介致します。
始めに全体です。


活字が小さくて、大変、読みにくいと思います。

<
読解・説明文(1)




説明文を書くは、この読解指導と関連させると、面白いのですね。
良く分かるからですね。

読解説明ぶん(2)



この段階表の冒頭です。

一人よみから入っていますね。
ここでは、ことば・文から浮かんだことつぶやかせいますね。

それを教師が、模造紙に書き込んで、例示していますね。これで、
つぶやきとは、どうすればいいのか、全体の子が、分かり、言えるようになるのですね。


次は、書き込みの段階です。

教材のわきに、

はじめて分かった事。

もっと知りたい。

思ったこと


などを、書き込ませていますね。
・・・・・・
・・・・・

そして、何がどうしたの文型に気づかせるようにしていますね。

詳しくは、『埼玉児言研の段階表』をご覧下さい。
1300円でお分けします。(送料とも)



* このような指導がありますから、
教課審が強調する暗唱・暗記の指導なんて、
僕等は、考えたこともありません。

また、やっている暇は、ないですね。
そのようなことは、素人でも、言えることではないでしょうか。


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最終更新日  2007.12.28 19:23:32
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