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カテゴリ:説明文の読解
今まで、お読みになって、お気づきでしょうから、ここで、改めて、書くこともないのかもしれないのですが、まとめ的に書いてみます。 それは、『教材絶対主義からの脱出』ということです。そのことについて考えてみます。ご一緒にお考えいただけますとうれしいです。
教材絶対主義という言葉を、研究会に入って、初めて聞いた時は、意味が、分かりませんでした。でも、指導する教材を、仲間や子どもと読解して深く読んでいくうちにその意味が、分かってきました。 それから、この教材絶対主義という言葉は、大事で、頭に置いておかなくてはならないものだな、と感じるようになりました。 『さけが大きくなるまで』では、「北の海にすむ」と書かれていますが、チリ産のサケもあります。だから、ここのところは、補充して、読まないとならないのではないでしょうか。 それから、さけの赤ちゃんが生まれますが、オスが、この題材こは出てこないのですね。これも、補充していかないとならないですよね。 これらは、こどもが、持つ疑問ですから、それに答えていかないと指導とは言えないですよね。 そのような意味で、教材は、絶対ではなく、書かれていないことを、必要に応じて、補充することが大切だということです。 僕は、仕事の延長から漢字教育・表現よみ指導・・・・・・・などの論文を書き、本にまとめることをやってきました。 書いたのを後で、読み返しますと、書き足りないことが見えます。それから、教育では、実践が深まって、前進があります。ですから、その本の前の実践は、古いものとなります。たとえば『たのしく学ぼう 漢字』では、最初の実践は、草分けとして、すばらしいものでした。 しかし、その後の十数年間の実践は、めざましい発展がありました。ですから、それを補充する必要があるという訳です。 教材絶対主義は、子どもの心の活動を大事にしないものになります。これでは、子どもは、指導を受けたくなります。ですから、柔軟な態度での指導が求めらているわけですね。 * この考えは、下記の研究会の本などを参考にしています。 表現よみ総合法教育研究会 http://hyoukyouken.gooside.com/
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