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カテゴリ:本・雑誌
幻夜 東野圭吾の長編小説 白夜行の続編とも言える物語 水原雅也は父の葬儀後 借金の返済を叔父に迫られる 翌朝阪神大震災が起こり 助かった雅也は 今にも絶命しそうな叔父を前にして 瓦でとどめをさしてしまう しかし、その背後に 彼の行動を見ていた 新海美冬という女がいた そして二人の奇妙な関係が始まる それは暗闇の中を彷徨って行くような感じで… 白夜行と違い女だけがメインになっています 新海美冬が恐ろしい計画の元 着々と自分の地位を築いていきます 一番の犠牲者水原雅也がすごく気の毒なんですが 何とも言いようがない 利用されている事に気づいた時点で 頼子か有子と上手くいけば良かったのでしょうが それは美冬が許さないかな… 読後も少しボーッとするような 不完全燃焼の終わりで これも白夜行と似ていますね この続編 書くのでしょうか? 書いたとしたら 気分が晴れるようなエンディングを期待したいです… ともあれ 読み応えのある1冊 というのは間違いないです^^v お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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