ロンドン連続多発テロ
ロンドンで連続多発テロが発生。地下鉄の複数地点で爆発。現在(夜10時半)の情報では、45人が死亡という。■ その中の「地下鉄RUSSELL SQUARE STATION ラッセル・スクエアー駅」というのは、私がロンドンではじめて泊まったホテル「ラッセル・ホテル」や、大英博物館の最寄り駅でもある。スクエアーというのは、四角い広場のことで、これは哲学者として有名な「バートランド・ラッセル」の実家の名前を取った広場だ。米国英語だと「パーク」になるのかな?ロンドンで駐在だった頃に、ラッセル家の一族の人間と商売をする機会があった。その話は明日にでも書こう。■ テレビ朝日の「報道ステーション」では、「地下鉄 MOORGATE駅」のことを、モールゲイト駅と書いているが、これは大間違い!テレビ朝日のロンドン駐在員の英語力がわかるというものだ。(この駅は、私がロンドン駐在だった頃のオフィスの最寄り駅だった)ネットで検索すると「ムーアゲイト駅」と書いているものが多いが、これも間違いに近い。また、「モーアゲイト駅」と発音しても間違いではないけれど、正しくは、というか実勢では「モーゲイト駅」だ。ロンドンのシティーの人間やインテリ達は、「モーゲイト・ステイション」と呼ぶ。英国のロンドンおよびその周辺、南イングランドのインテリ階級の話す英語RP(Received Pronunciation)では,、「R」を発音しない傾向がある。例えば、sure という言葉を、米国人なら「シュアー」と言うだろうけれど、彼らは「ショー」に近く発音する。というわけで、MOORGATEから「R」を抜くと、MOOGATGE モーゲイトになるのだ。一方、ロンドンの下層というか、下町っ子というか、コックニーと呼ばれる人達がいる。テームズ河の東海岸に住んでいるので 「EAST ENDER イースト・エンダー」とも呼ばれている人達だ。彼らは、オーストラリア訛りの元祖となった、伝統的な独特の歌うようなメロディアスなアクセントを持っている。おそらく彼らなら、「モーガイト・スタイション」と発音するはずだ。 〓 〓 〓 〓 〓 〓こんなに、事件性を鑑みない、のんびりしたことを書いていると、今に叱られそうだ。ただね~。砲火と時限爆弾が、【毎日】(毎日24時間ですよ)、炸裂していた、ヴィエトナム戦争中のサイゴン(今のホーチミン)に、3年も駐在していた私から見れば、一過性のテロなんて、どうってこと無いのよ。全く怖いとも思わない。申し訳ないけれど・・・。それでもやはり、少しは怖がって見せなければいけないかな~?では、「怖い怖い!」~~~ 続く ~~~