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カテゴリ:現代社会
昔の薄荷の花です!
東京新聞本音のコラム、斎藤美奈子さんの「幸徳秋水再び」。読んでみたい気にさせられます♪ 本文を引用させていただきます。 =光文社古典新訳文庫は世界の名作文学を新しい訳で読ませる画期的なシリーズだが、最近は文語文で書かれた日本語名著の現代語訳にも取り組んでいる。 幸徳秋水『二十世紀の怪物 帝国主義』(山田博雄訳)もそんな一冊なんだけど、これがですね、読みはじめたらおもしろいのよ。 「それは野獣的な本能であり、迷信であり、内容の空疎な誇りであり、好戦的な精神である」とは愛国心について論じた一節。 ちなみに原文は「彼は野獣的天性なり、迷信なり、熱狂なり、虚誇なり、好戦の心なり」(岩波文庫版『帝国主義』)。 一九〇一年に出版されたこの本は、ホプソンの『帝国主義』(02年)やレーニンの『帝国主義』(17年)に先んじて書かれた帝国主義批判だった。帝国主義を生むのは愛国心と軍国主義だと秋水はいう。 にしても、こういう本がいま心に響くってどういうこと? 訳者の山田博雄さんも「二十一世紀初頭の日本社会(ごり押し政治、軍国主義化、貧困、格差拡大、世の風潮など)」を思えば、解説は不要だろうと書く。 秋水は主張する。政治家が軍備拡張に走る動機は「自国民の保護」なんかじゃない。「その動機とは、一種の熱狂、意味のない誇り、好戦的な愛国心であり、それがすべてである」。 ほらね、まったくいまの政治家の話みたい。= ☆という、斎藤美奈子さんでした。歴史が繰り返されそうで怖い。幸徳秋水、読んでみたいですね。あ”~!大変なことを思いだした!光文社の文庫で読みはじめた「カラキョウ!」読み終わらないまま、どこかにしまい忘れている・・・。 同じ東京新聞のこちら特報部さんでは、安倍退陣後の次期総理を予測していました。 安倍路線継承なら麻生、菅。 安保法案迷走で安倍退陣なら谷垣。 総裁選なら石破。 リベラルっぽい野田聖子出馬なら対抗して稲田朋美。 なんて名前が上がっていました。世間の様子では、安倍の次といっても名前がなかなか上がらずに、要するに任せられる人がいない、という感じ。これが安倍政権の一番の強みかもね。まったく、この国の行方を憂うばかりです。 一番怖いのは、第1次のときみたいに、安倍がいろいろ悪性法案を通して去り、石破が憲法改悪を実行してしまう、という流れ。 もっともっと、市民運動の高まりを!
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最終更新日
2015.07.29 20:13:10
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