白雪姫
昔のディズニーは良かった・・・。と最近口癖のように言ってしまうんですが、口うるさいババアだと思われない為にも、一応昔の映画を確かめて観てみる謙虚さを持ち合わせました。まず、「白雪姫」・・・。290円で売っていました。愕然です・・・。あの白雪姫が・・・。て言うか、終戦以前にこの技術ですよ。290円で良いのですか!?って言っても、290円以上受け取ってもらえる雰囲気もなくその値段で買って参りました。全体を見渡しての率直な感想。1.怖い部分があまりにもグロテスク。悪い魔女が毒りんごを作るシーンなどは、骸骨なども出てきて、妖怪人間●ムをも超える程のグロイ感じ。正直、子供が泣きださないかと神経を使った。2.どうでも良い場面が長い。「食べる前には手を洗え」といった啓蒙的なシーンが長すぎる。いや・・・。子供の様子を見るとむしろ身近なテーマで、そこにある些細なドラマに注目している様子でもある。白雪姫が小動物などを利用して小人の家を掃除するシーンも同様。3.一目会った王子が姫にキスしたのであったと勘違いしていたが、実は映画の最初の方に白雪姫の歌声に恋する模様の王子がいた。一目惚れかと心配しておったが、声にも惚れていたというのが分かり安心した。ええ。おばさんとしては・・・。4.白雪姫をいじめる美しい「お妃さま」が世界で1番美しいのかどうか疑問。本当に美しさを追い求めるなら江頭何時何分とか言う芸人風黒タイツ的な頭はないと思う。うん。もし、美しさを追求していたのであったなら王である配偶者が亡くなった後、誰に対して美しさを誇示しようと思ったのであろうか・・・。↑この部分を究明しない限り、この王妃の悪行は解明されないと思うのであります。と言うか、女の美意識という物は一人歩きするものなのだろうか・・・。5.「ぷんぷん」とか言うニックネームの小人が気になる。映画では1晩か2晩の様子であるが、ず~っと怒っていた小人が気になる。魔女が来るシーンでの白雪姫は作成中のパイの上に「ぷんぷん」と書いていたが、・・・ええ、あの新婚嫁がよくオムレツの上にケチャップでやるやつね・・・。この数日の間に何かあったのだろうか・・・。安物のトレンディドラマなら、確実に何かある感じ。6.やっぱり音楽がスゴイ。どうでも良いシーンなどでも常に、物が転げ落ちると音楽が付く。と言ったような、手間のかかったアナログ的な音楽に感動します。技術の進歩によって失われた手間暇が今は懐かしく、貴重なものであるように感じました。もう、これほどの作品は出てこないのでありましょう。と言ったわけで、今年もよろしくお願い申しあげます。