1月は犬
定期演奏会でした。指揮者はバーメルトさまイザベル・ファウストのメンコンです。ドイチェ・シュプラッフェンをたくさん聞いて、なんか懐かしい気持ちとなりました。舞台裏でも、留学経験者が留学時代の思い出話をしだしたという事は、きっと、メンコンを聴いて感じ入る所に共通する点があったと言うところでしょふぉか。そのメンタリティと言うか、何と言うか、まあ、もうビール飲んでるので適切な言葉は浮かびませんが、簡単な言葉で言えば、白眉?(●ノ´з`)ノ<.∴;:゙;`ブーッますます意味わからんっちゅうねん。そう言えば、今年の1月は比較的、ウィンナワルツを弾く回数が少なかったでしょうか。いや、数えていないので分かりませんが・・・。しかし、いつも気になっている曲が今年はありました。曲名が気になるんです。Künstlerleben芸術家の生活もしくは、芸術家の生涯ドイツ語lebenを英語のLifeとするならば、やはり、「生活」とも「生涯」とも受け取れるわけで・・・。英雄の生活・・・はおかしいけど、ゲージツ家の方は生活でも生涯でもおかしくないわけで。WIKIによると、昔は生涯と訳されていたけど、今は「生活」と訳す事にしたそうですね。へー、ゲージツ家の生活って、あんなに優雅なのぉ?ふーん。と半ば不可解なまま、うん・ちゃっちゃを弾く日々でございます。納得いってません。ま、もちろん「生涯」ともなればどうなのかと言う話ですが、思い出なんかはすべて美化されるもんですしね。ざーっと昔の事はだいたい美しい。ええ、もちろん、一般論ですよ。ビオラ奏者の立場で言うならば、「このうん・ちゃっちゃに人生かけてるんです。」なんて言えば、ゲージツ家ってすてきぃ~っ★ともなろうかと思いますが、「このうん・ちゃっちゃに生活かかってんねんで。」なんて言うと、ほぼ春闘。やっぱりあの素敵なメロディは生活ではなく「生涯」だと思うんだけどな~。とここまで考えた所でふと筆が止まるのであります。むしろ日頃の生活感を隠して、ゲージツ家ぶりを演出する所までがゲージツ家のゲージツたる所なのでありましょうか。ゲージツ家ばんざい!そう、今日のソリストとて、そのメンタリティもすごいんですが、やっぱりそれを破たんさせないテクニックがスゴイので、どんな風に毎日練習すんのかな?なんて考えるんですが、浮かぶのはぶどう畑・・・。(なんでって感じですが)夕暮れに散歩する彼女とそこに寄り添う影・・・。音楽について語り合う二人。今日のテーマはビルトゥオーゾについて。2人は考えの相違する点について自分の思いを伝えたく熱く語っていたが、ふと、その共通する点に目を向けると、2人の意見はほぼ一致している事に気が付くのであった。目と目があう二人・・・。その影は次第に夕暮れと共に周りの風景に溶けていくのであった。って、毎日そんな事してられまっか!?スケール練習もして、旅支度して、冷蔵庫の整理して・・・。ってみんな生活だってあるんでしょ?とゴチャゴチャ言って、まったくもってまとまりませんが、とにかく、今日は良い指揮者とソリストに出会えて幸せなLifeでした。明日もあるので、聴いてみて下さい。