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カテゴリ:北京・上海の「におい」
王府井の新東安でユニクロを見つける前に、
実はおしゃれな書店を見つけていた。 思考楽書局 SCALAR BOOKS 新東安広場4-5階 65122577 台湾や香港的な雰囲気だなーと思っていたところ、ネットで検索してみると、上海のお店で昨年9月にオープンしていたらしい。ここもまた上海横滑り。 品揃え、ディスプレイ、雰囲気すべてがおしゃれ。喫茶店も備えていて居心地のよい空間の出来上がり。 10年近く前の新華書店を考えれば、西単や王府井、中関村の新華書店で大満足だった私だが、いいものを見てしまうと欲が出る。 何故か『いっぱいのかけそば』の中国語訳版を1冊だけ買う。 会員カードを発行してくれるというので、メールアドレスなどを記入。それからお会計。 ……とここまではよかった。そう、よかったのだ。 ところが。 その後のおつりがいけなかった。 返ってきた2角(0.2元)のお札がこの世のものとは思えぬ汚れ様。触るのも嫌な感じ。 しかも、それを何も言わずに差し出してきた。 俗に言う「ババ抜き」だ。 あーーーー。 普段の私であれば、こんなこと、どうってことない。「交換して!」その一言で全てが解決。 ところが、場所はこのおしゃれ空間。 場所が変われば要求も変わる。こういう場ではそれなりのサービスを自然と求めてしまう私。それだけに、裏切られたときの気持ちのやりようっていったらもう……。それはそれは辛いものがあるのである。 ストレス×ストレス×ストレス。 でも、もちろん、言いましたよ。「換えて!」 ところが……です。 次に返ってきたのが、「分」4枚。 「分」って、1元の100分の一の単位。こんなコインもらって使い道はほとんどない。 こんなコインを4枚も渡すってことは明らかにいじめだ。しかも、レジのなかには綺麗な角のお札が見えているのに。 おおおおおおー。 これには怒り爆発。 というか呆れてものもいえぬ状態。 コインを放り投げて「いらない!」と一言。 捨て台詞と共にその場を立ち去る。 大人気ないかなとは思ったけど。 しかも店員は「得したぞ」くらいにしか思ってくれてないかもしれないけど。 うーん、私は、このように、素晴らしいお店でこそ、ストレスをためることが意外と多いのです。分かってもらえますか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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