『Cyber Boys City 81回』
海辺の夏の大祭典でとっ散らかってる中、サイバーさんってば更新してるし…27代パーソナリティ、鈴木達央さんの1回目。サイバーさんの拘りと言うべきか…例の‘公式テーマソング’は、流れませんでした…「仰々しいオープニングに乗って始まったんですけど…」あら、達央くん、ちょっと雰囲気が硬い…? 前回は、気心知れた羽多野渉さんと一緒で、「和気藹々として、家庭的な雰囲気を醸し出していたんですけど…」そうね、初めからリラックスしてましたっけ。今回はゲストが先輩で、しかもお二人ですもんね。さすがの達央くんも、CBC初パーソナリティーで、いきなりこれはハードル高いのかしら…?「僕一人で喋っていると、このゲストの方々は、完全に僕にいろいろな事を投げそうになるので…」と、何やら、戦々恐々たるものがそこはかとな~く漂う中、「今回は丸投げでーす!」と、ご陽気にゲストの鈴木千尋さんと成田剣さんがご登場。ちーってば、いきなりハイテンションだし、ナリケンさんは、やっぱりナリケンさんだし、打ち合せ時からフリーダムだったそうですよ。ちーは所属事務所の元先輩だったそうで、もう遠慮会釈無く突っ走ってます!まぁ、達央くんが、すっかり負けてるわ~バックステージ・ショウは、『執事の受難と旦那様の秘密-番外編-』から。シリーズ皆勤賞にも拘らず、ナリケンさんってばタイトルをいーかげんに仰って…(笑)有能な執事のフライトさんが、嘆きます…でも、ま、そこはナリケンさんだから♪シリーズ2作目から途中参加のキアランを、「何で、急に出て来たんだっけ?」「あなたが捕まったからじゃないですか!」ちー、高速ツッコミ! フライトさんが投獄されたから、旦那様とハルちゃんを守る為、キアラン出動となったわけですよね!まぁ、恋人同士とはいえ、監獄とお屋敷に離れ離れで、二人の会話は殆ど無かったから、印象が薄いのかも…?投獄されたフライトさんと、見舞いに行ったハルちゃんは、掌に指で文字を書く事で秘密の会話をしていました。だから、達央くんの手や背中に文字を書いて、何を言ってるのか当てさせよう!…なんて、ナリケンさん絶好調です♪暴走体制万全のちーとナリケンさんに、いぢめられモードの達央くん…「オレを潰しにかかかってるぞー」フリーダムな先輩二人に、大汗かきながら軌道修正する達央くん。今回の‘番外編’は、原作の短編にキアランとフライトさんの恋人同士な部分が加筆されて、寄り添って寛いでいる二人の様子を聴く事が出来ました。その雰囲気は、最早長く連れ添ったご夫婦のようで…それは、演じたちーにとっても、キアランの知らなかった一面だったようです。キアランは、綺麗で華奢な外貌とは異なる、「黒豹のような、雌豹のような」しなやかな強さを秘めた人です。だから収録時、ちーはわざと少し声を嗄らして、低めのノイジーな音色を作り出しています。ところが今回は、キアランとフライトさんの可愛らしくて甘やかなシーンがあって、「二人の時は、こういう顔も見せるんだ…」と、ちーも面白く思ったそうです。フライトさんも、日頃の硬質な様子とは打って変わって、恋人としての様子が描かれて、ナリケンさんも興味深く感じられたご様子。これまで、公的な顔しか見せてこなかったキアランとフライトさんの、プライベートな一面を知る事が出来て、キャラクターとして成立したという感があるようです…‘帯の儀’の為に、旦那様とハルちゃんのお世話をするキアランとフライトさんは、仲人夫婦のようです。日頃、有能な執事のご亭主は、家庭ではしっかり者の女房に、ちょっとお尻に敷かれてる風。そこがまた、魅力です♪ハルちゃんを綺麗な花嫁さんに仕立て上げ、お式に送り出すキアランの心情は、姉のような母のようなものが滲み出ているようでした。ボディガードとして訓練された手練のキアランが、今日の良き日に、「ナイフを櫛に持ち替えて、(ハルを)綺麗にさせるぞ、と!」「お! 達央、巧いコト言ったな!」「さすがパーソナリティ! 違うね! 若手のスーパースターですよ!」達央くんの一言に、フリーダムな先輩二人、ガンガン攻撃を繰り出します。「成長したねー!」「スゴイねー!」もう、褒め殺し(笑)。最早、達央くん、ボヤキしか出ません…「イヤだよ…最初から知ってる人がいると、やり辛いな…クソ…」 「ハイ! 先輩って、ホント強いよねー 朝までかたりーな」とうとう、コーナー・タイトルでも、ぼやいてます(笑)。まぁ、それもそのはず、ちーと達央くんは、以前同じ師匠について芝居を勉強したのだそうです。以前CBCで、ちーは演劇のワークショップで勉強した事を話していましたけど、そこでいっしょだったんでしょうか? 実際に、板に乗った経験は無いそうですけど。舞台の芝居の経験の有無は、やはり役者のスキルに関わるようで、実際の上演経験はどうあれ、養成所の勉強だけでなく具体的な演劇の勉強を必要と感じる役者は、少なくないようです。特に、無名時代に実際の上演経験を積んでいると、それが重要な結果をもたらすような気もするのですが…芝居の勉強をしていた現場で、ちーはとても厳しい様子だったそうで、熱心に芝居の話などもしていたそうです。激しい演劇論を交わすのも、若い役者には必要な事ですね。ちーがそういう勉強を積んでいた事を知った時、とても納得するものがありましたけど、達央くんもそうだったとは嬉しい事です。今、仕事が面白くてならない様子。好きなサーフィンにもなかなか行けず、でも承知の上であえて仕事を入れて、自分の好きな事を出来ている実感を得ているとは、何とも頼もしい…番組恒例の質問コーナーで、前パーソナリティ羽多野サンからの質問が流れて…「羽多野くんって、こーゆー声だったねー」って…ちー、やっぱ今回、ちょっと黒い(笑)。「ヤツはもう、思い出の人ですからねー」なんて、まんまと達央くん乗っかっちゃって、「若いスターは違う!」「羽多野渉、知らないぜー!って」案の定、また総ツッコミされてます。ちーとナリケンさんから、ちゃちゃが入って、褒められたり揶揄われたり、こんなに揚げ足取られて、挙句に墓穴掘ってジタバタしてる達央くん、何て珍しい!次回CBCも、朗読劇公演直前という事で、ちーとナリケンさんがゲストですって。達央くん、また先輩二人にどんな風に転がされるのやら…それとも…