GORILLA Modoky 190 №11 エンジンマウ 補強
長距離ツーリングで問題だったスイングアームとドライブチェーンの弱点を対策したところで、その他に特に気になっているのが、エンジンの振動。カウンターバランサーを持たない4st 単気筒、ある程度の振動は仕方ないとは言え、激しい。特にエンジン下部にボルト止めされているステップはモロで、5速 60 km/h 当りが特に酷い。多用する速度域で足の裏にバイブレーターをくっつた様にシビレまくります。あまり激しいので、昨年のお盆休みツーリンでは、ステップにウレタンスポンジを巻いたほど。CL72 Type-1 のバイブレーションステップに勝るとも劣らない振動は、何とかしたいところ。エンジンがたった二本の通しボルトで吊られているだけ、ということが要因の一つらしく、エンジン下部とフレームを連結してマウントを補強する対策部品が販売されている。ステップとエンジンの間に挟み込んで装着するそれは、アルミ削り出しで厚みがありそう。かつ、けして安くはないので、試しに作ってみようという事の運び。ホンダエンジンや中華でも125cc などでは、かなりの効果ありとうレポートをみかけるけれど、この荒々しい190cc で、しかも自作鉄製部品の場合どうなるか? オモシロそうなので決行。で、現物合わせで、こんなのを作ってみましたよ。エンジン下部に、ステップの取付で挟み込む補強プレートは、厚さ6mm の平鉄 ミガキ 端材。フレームに溶接してしまってもエンジンの脱着は出来そうで、簡単にしようかと迷ったのですが、とかく横着は後悔の基、ここは無難にボルト止め様のベースを作って、フレームに溶接。先に作った補強プレートを、ステップ(メインスタンド付き)で挟んで固定。フレーム側に溶接したベースにボルト止め。早々に、10㎞ ほど試運転。走り出してすぐに違いが感じ取れ、確かにステップの振動は押さえられてる感じ。きっと目論み通り、下側のマウントが増えた分だけ、エンジン自体の振れが減ったのでしょう。ただし、劇的に減ったとは言い難く、振幅がある程度は抑えられたという印象。ビリビリきていた足の裏が楽になったことは確か。てことは一応、「効果あり」と言えるのんですね。ですが、、気になる事が発生。その減った分の振動が、ハンドルにまわってきたような、気がする~wん~、いいんだか?わるいんだか? 複雑。しばらく、この状況に体を馴染ませる努力をしてみます。それにしても、今更なんですが、中華エンジン、125 も 190 も、振動が大きいこと(ー ー!フライホイールのバランス、ダイジョブナノカイ?