X6 HUSTLUR(T20) No,6 完
点火時期などフラマグの調整確認、キャブレター他各部の調整で、数キロをチョロチョロ。5~10キロ程度でも、何度も繰り返すとけっこうな距離だったりして・・これと言ったツーリング的なテストをすることなく、オーナーへの引き渡しとなりました。チトあっけない感じの仕上げでしたが、オーナー好みのセッティングやら不具合発生が、少し走り込んでからあるのはいつものこと。願わくば、このまま何事もなく済んでもらいたいところですが・・国内仕様のT20より馬力アップのコヤツは、流石に中速回転から高回転域にかけ違いを感じます。ピーキーという程ではないにしろ、非曲線的に性能曲線が上昇するのを体感できます。当時の日本では、他メーカーに人気が偏りがちなイメージがありましたが、海外では、スズキ・ハスラー X6 の速さが絶賛されたとのこと。下から上までスムーズに気持よく回るパワーフィーリングは、正にスズキの持ち味。近場数キロのテストランばかりとは言え、海外での好評価が充分に納得できる味わいでした。