非常用電源 DIY その5 蓄電棚 №2
あれこれ悩んだ末、バッテリーは上段に3個、並列に接続の300Ahで使用開始。追々に下段へ2個増やすとして、インバーターもスイッチに手が届く下段に配置。バッテリー同士とインバーターの接続には 22㎟ のキャプタイヤケーブルを使用。インバーターとバッテリーの単独テストの際に 14㎟ で 600wの電熱器を使い、電流が 60A 程に達し14㎟ では危険を感じる発熱があったので22㎟ を使用。実際の使用では、大きな電流が流れやすい電熱器等を避けるつもりなので、14㎟ でもそれなりに制限して使えばいいとは思うけれど、やはり余裕は必要。22㎟ ならば電熱器などを使ったとしても、消費電力に注意すれば問題ないでしょう。もしケーブルに充分余裕があれば、1000~1200wの電熱機器も使えることになりますが、ケーブルの太さは 30㎟ 以上が必要になるはずで、価格も工作のし難さも跳ね上がります。差し当たりケーブルはこれで良しとして、念の為には80A 程度のヒューズも必要なので、そのうちインバーターの近くに増設しようと考えています。作業場という環境下、粉塵などが溜まりやすいのでバッテリーの上面はビニールでカバー。インバーターにもビニールカバー、使用時に前面の幕をパッとめくり上げて使います。インバーターは内部に少し電気を溜め込むので、未使用時に接続を断ち切りる為に、棚の左下にはバッテリー/インバーターの回路を開閉するメインスイッチを追加。バッテリーのヒューズも、このメインスイッチの接続端子を利用して取付ける予定。インバーターの出力コンセントから、分電盤の外部電源接続口へ配線をし、バッテリーにソーラーコントローラーからのチャージコードを繋いで基本形が完成。日中はスイッチ ON でソーラーパネルの発電がバッテリーを満充電に保ちます。バッテリーのヒューズについては、その形をゆっくり考え、バッテリーやソーラーパネルの拡張は先々の楽しみです。これからは実際に使用してみてテストを重ねていく予定。「ソーラーパネルで蓄えた電気のみで過ごす日」なんてのを時々できたら、よかろーね。