新カテゴリー YZ80 (58T)
冗談はさておき、獲得に思いのほか時間と手間を必要としたのが、このYZ80この現車は、20年ほど前に修理依頼があり、一度は小生の息がかかっている。その後、持ち主が少し遊んでから仕舞いっぱなしだった事も知っていた。修理の際に擦りこんだ呟き「コレ、ホスぃ・・」が発酵熟成、やっと効いたかもwこのYZ80 (58T)は85年モデル。欲しい一台なので、機会あるごとに交渉を重ねていたけれど、“乗らないコレクター”さんの首は縦に振られなかった。ここへきて再び交渉の機会あり。昨年入手のKX80-F 85年モデルに一役かってもらい、「KXの方はディスブレーキとアルミスイングアームだよ!」「整備済み、いつでもエントリーOKでっせ!」これでどうだとばかりに連発した落とし文句で、ついに首を縦に力強くフリフリw交換交渉成立、とうとう入手 (^^)v自分がその昔乗っていたYZ80(43K)84モデルより1年新しい型。84との外見上の違いはグラフィックぐらいのもの。もし、これが86モデルだったとすれば、タンク形状等のデザインは一新するけれど、Fディスクブレーキになるので、かなり魅力がある。でもそこは85で妥協。いずれにしても、慣れ親しんだ年代の、その“作り”というか、その時代の機械的な“味わい”などの魅力は、個人的バイク史ならではのもの。80年代前半、プライベートライダーとは言え、奮闘した日々への思い出は深い。それを反芻して賞味するバイク弄りは、たまらない至福のひと時となる。これが79~86年のYZ、特に84~86年モデルへのこだわりの理由その1。そして、大切な存在XT600Z(1VJ)テネレも86年モデル。エンジン以外の基本的な“作り”と色合いは、まさに84~86頃のYZシリーズ。エンジンが4st 600cc とは言え、レーサーにチャージコイルをつけて、燈火類をポン付けしたようなのがテネレ1VJと感じている。保護回路も焼き切れるヒューズでは無く、ポチッと押すだけのブレーカー。イグニッションを除き、バッテリー等の電装が死んでも走れるそれは、ラリーレイドならではの“作り”の塊で、骨格の基本は当時の市販レーサーと大差ない。逆輸入だからこそ登録可能なのでは?と感じるその“作り”は、機能美の極みピュアレーサーのYZシリーズと同じとしか感じない。このテネレ1VJ絡みが、YZ84~86年モデルへのこだわりの理由その2と言える。YZで慣れ親しんだ肌触りのテネレ。6年前それを手に入れてから間もなく、湧き上がった思いがある。構想5年、出来るかどうか?ここへきて、集まったガラクタも加えてみると、具体的に目論む準備ができあがった。もう少しの間、バイクに乗れる身体能力を維持できるだろう、、と考え、のんびり考えて楽しもうと思う。構想は目論見になって、というか? 企みか? w“還暦アニバーサリー プロジェクトXYZ”それとも“還暦の妄想が生む拘りの申し子 ナンチャッテ〇〇〇” か?今、すでに、かなり楽しい ウシウシ(^^)