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テーマ:☆ お茶好き ☆(793)
カテゴリ:中国茶・茶器・茶道具
実はうちはお茶ブログです。カテゴリは「ドリンク・お酒」(笑。 というわけで、久しぶりにお茶の話でも。 今回はお茶の共、茶器についてつれづれに。 私は、ボーン・チャイナが好きです。 ヨーロッパのマイセンや中国の景徳鎮、日本の伊万里などの「硬質磁器(真正磁器)」の凛とした美しさにも惹かれますが、英国で開発された「ボーンチャイナ(軟質磁器)」の、象牙のような柔らかな色合い、温かみのある質感が、とても好きです。 磁器に必要なカリオンの含まれた土に恵まれなかった18世紀の英国で、トーマス・フライという人が、牛骨の粉末を混ぜ合わせて焼成する方法を考案したのが始まりだったと思いますが、確かこの人、その製法を外国に漏らさない為に、殆ど一生を、権力者によって幽閉されて送ったんじゃなかったかな…。あれ? 幽閉されていたのはミントンの方だったかも…。 記憶が曖昧ですいません^^ゝ でも、ボーン・チャイナの発明については大変な努力が行われたのは確かで、そういった歴史的なことも含めて、この磁器の製品、特に茶器は、私のお茶時間に欠かせないものです。 なんといっても、唇に当たった感触が、他の磁器に比べて柔らかく、ホッとするのです。 何しろ和むためのお茶時間ですから、気がつくと茶器も、和みを与えてくれるボーン・チャイナのものばかりを選んでしまいます。 これは、京都セレクトショップ さんで少し前に買ったティーカップ、「幻のボーンチャイナ」。 元々、紅茶好きが講じて中国茶へ入っていった私にとって、このカップは、ずっと探していた形、大きさ、そして素材のもので、とうとうめぐり遇えた逸品。
お茶ってやっぱり、見た目の風景も美しい方が嬉しいですよね。
蓋をしておけば、香りも逃げません^^ ちゃんと淹れるときは、こちらの 茶杯・聞香杯 のセットで。 これも言わずもがなのボーン・チャイナ。 ボーン・チャイナは光を透過するので、こうして逆光で見ると、お茶の陰が仄かに見えるのが、お分かりでしょうか? 薄手の景徳鎮なども綺麗ですが、生地の色合いが黄味を帯びているせいか、ちょっとあったかく見えるのが、やっぱりいいなと。 …なんだかんだといって、どれも普段使いにはちょっとお高い? という感じだったりするかもしれませんが、大切なお茶の時間、やはり、気に入ったお道具で頂きたいな、と思います。 というか、自然とそうなってました^^ゝ というわけで、本日のお茶は、彩香 さんの文山包種茶でした。 ここの文山包種茶は、包種茶ならではのすっきり感と優しい香りに加えて、金萱種を思わせるとろみまであって、飲むと虜になります。 …って、5月27日 10時から 春茶の共同購入始まるらしい! わーん、先日待てずに買っちゃったよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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こんにちは。
裕華ってばそれほどマメじゃないので,中国茶はそんなにしょっちゅうは飲みませんが,景徳鎮のホタル入りの茶器が好きで,香港に行くと必ず見に行く景徳鎮のお店があります。(^.^) お爺さんがやってるお店らしいのですが,しばらく行ってないから,まだあるか心配だったりして~^_^; (2006年05月25日 13時38分07秒)
はじめて知りました。
軟質磁器なんてあるんですね。 有田や伊万里は少しだけ勉強しようとした時期があったんですが、 ボーンチャイナ、初耳でした。 光を透過するんですね。驚きです!! やはり、何かを飲むときは器にもこだわりたいですよね。 俺も酒を飲むときは、グラスにもこだわりたいです。 いい酒をいいグラスで飲む。これが最高です。 心意気もいっしょに飲みたいので・・・。 高いグラスを何も言わず出してくる店に惹かれる俺。 そこでグラスの話をふると、うれしそうに説明してくれるんですよね(笑) 見た目の風景、いいセリフです。 (2006年05月25日 17時36分48秒)
こんばんは(^^)
ボーンチャイナですか、初めて知りました。 口当たりが優しいのが写真を通して伝わります。 蓋碗の柄、形も素敵ですが、一番上のティーカップ が良いですね。少し大振りな所も好みです(*^_^*) 私はティーカップで珈琲が飲みたいです♪ でもイギリスの物だから紅茶の方が似合いますね。 (2006年05月25日 18時31分23秒)
林裕華さん
こんにちは^^ 私もマメじゃないのですけど、中国茶のストックも半端じゃないので、気がついたら毎日なにやら飲んでます。 基本は、蓋椀にパパっと中国緑茶を入れてお湯を注ぐ! ですw 景徳鎮のホタル入りの茶器はとても美しいですよね。私も憧れてます。でも、景徳鎮の良いものは薄造りなので、直ぐ欠いちゃいそうで…^^; 日本自体から脱出したことがないので、香港に行きつけのお店があるのって羨ましい! でも、確かに、お爺さんがやってるっていうあたりで、色々心配ですね^^;;; (2006年05月25日 18時34分05秒)
ラザニアBabyさん
やはり色々器についても勉強してるんですね^^ ボーンチャイナは、硬質磁器とは土の成分だけでなく、焼成の手順や温度も違うんですよ。確か、もう少し低い温度で2度焼くんじゃなかったかな?<うろ覚え 日本だとノリタケあたりが有名。本場英国だと、ウェッジウッドやミントン。 中国茶器だと、風清堂を代表とする、台湾メーカーが作ってますね。 景徳鎮も良い薄作りのものは光を透過するんですけど、また雰囲気が違うんですよ。 >心意気もいっしょに飲みたいので・・・。 わかります。お茶も、良いお茶には敬意を表したい。 確かに、良いグラスでお酒を出してくれるお店は、同じ水割りやカクテルでも歴然とした差がありますよね~。 そういうお店で、ちゃんとグラスの話を振れるラザニアさん、流石! >見た目の風景、いいセリフです。 うふふ。やはり食(飲)は文化。ただ口に入れるだけが脳じゃないですよねw (2006年05月25日 18時47分43秒)
ようこ7799さん
こんばんは^^ 本当、一度機会があったら、手に取ってその感触を確かめていただきたいです。 >口当たりが優しいのが写真を通して伝わります。 わーい。嬉しいです。モノを撮るのって、難しくてw >蓋碗の柄、形も素敵ですが、一番上のティーカップ >が良いですね。少し大振りな所も好みです(*^_^*) >私はティーカップで珈琲が飲みたいです♪ >でもイギリスの物だから紅茶の方が似合いますね。 ティーカップだから確かに紅茶が一番似合いますけど、簡単ドリップ(汗)のコーヒーを入れてみたら、コーヒーの色合いが良く分かって素敵でした^^ 香りの立ち方もマグカップよりもダイレクトに伝わって来て…。 あのカップ、真面目にオススメ! です。 因に、蓋椀でコーヒーもオツですよ^^ (2006年05月25日 18時58分06秒)
こんばんは。お茶ブログだったのですか(^^;
まったく気が付かず。。。 私はお茶ほとんど飲まないので分りませんが「幻のボーンチャイナ」はいいティーカップに思えます。白だからかもしれませんが。。。 やはりいいカップで飲むと違うのでしょうか?まったくの素人ですみません (2006年05月25日 22時02分59秒)
私も好きです。口当たりも大切ですよね!
(2006年05月25日 22時49分55秒)
私にとって、ボーン・チャイナは、持った瞬間にお上品にならなければいけないという気分にさせる魔力がありまして(笑)
それで、ボーン・チャイナ=紅茶用のイメージでいたのですが、中国茶でもいけますね!何だか新鮮な感動があります(^^ゞ E-330はホイホイとは買えませんが、これは買っちゃうかも… (2006年05月25日 23時35分08秒)
匂い立つ様な美しさを写真から感じます。。。
素晴らしいコレクションですね。 ちょっと予告があったので期待していたのですが、期待以上。。。 特に一番最初の真っ白のティーカップ。。 ボーン・チャイナの魅力が一番出るような白ですね~~。 そして「風清堂」という名前を初めて知ったのですが、 こちらもとても品の良い絵付け。。 色んな美しさがあるのですね。 私は、学生の時に、喫茶店で長らくバイトをしていて、 そこのマスターに色々と教わりました。 おかげで新卒の際、日本で最初にボーン・チャイナの開発に成功した 某企業の就職面接を受けたくらいです(笑) 私は、ボーン・チャイナの完璧な美に、 まだまだ自分が及ばないような気がしてしまい、 ウェッジ・ウッドのものを1客持っているだけなんですが、 いつかは、ハナやシキさんのようなステキな逸品を手に入れてみたいです。 光を透過するだなんて聞くと、なんだかもっと憧れますね。。。。 入っているお茶の色もいいですね。 とってもとっても目の保養デシタ。。。 (お店の写真より、ハナやシキさんのお写真を見ると欲しくなりますねw) (2006年05月26日 00時07分28秒)
私、アールグレイが大好きなんですよ。
でも、飲み慣れない人にはクサイらしいですね^^; 中国茶にもとっても興味があるんですが、奥が深そうですね。 それにお金もかかりそう^^; 家(?)が買える位の値段のお茶もあるとか・・・ それを買いあさる香港マダムたちがいるとか・・・ いろんな世界があるもんですね。 最近は「ムレスナティー」のフレーバーティーがお気に入りなんです。 ハナやシキさんのお勧め紅茶も教えてください^^ (2006年05月26日 07時59分40秒)
こんにちは。
そうですか、ボーンチャイナってそういう歴史があったんですね。 知らなかったです。 今度は思いを入れて持ってみますね。 ラプサンスーチョンは龍眼のものしか×ですよね! この間松ノ木ですっ!って試飲したら、キャーーッてなりました(笑) コワイ、コワイ♪ (2006年05月26日 12時54分18秒)
CS倶楽部さん
こんにちは~。 そう、本人もよく忘れるんですけど、元々はお茶の話をしようと立ち上げたブログでした。 写真もお茶を撮るために買った、コンデジが始まりで…。 それがなぜかたった2ヶ月ほどの間に、一眼で写真ばっかりにw 「幻のボーンチャイナ」は、できるものなら手にとってみていただきたいです。 白っていうのは茶器としては最強ですし、重みとかバランスも良いんですよ~。 >やはりいいカップで飲むと違うのでしょうか? まず気持ちが違いますね。カメラが違うと気の入り方も違うみたいなw もちろん、「専用設計」なので、味や香りも違って来ます。 彼女さんとお揃いで、お気に入りのカップを手に入れられては如何ですか? 良い語らいの時間のお供に♪ (2006年05月26日 14時00分30秒)
琴姫195さん
いらっしゃいませ^^ そう、口当たり、大事ですよね~。お仲間♪ と言いつつ、ガラスも使えば安物マグカップでもお気に入りがあったりしますw (2006年05月26日 14時01分05秒)
あるきち101さん
なるほど、あるきちさんをジェントルメンにするにはボーン・チャイナを持たせると良い…。いい事を聞きましたw いや、いつもジェントルな方だと思っておりますが^^ゝ 私の印象なんですけど、ボディーの確りした鉄観音などには景徳鎮、軽やかな台湾系のお茶には、ボーンチャイナが合うような気がしてます。 張老板の包種茶とは、素晴らしいコンビネーションでした^^ そのうち機会がありましたら、ぜひお試しを。 # ところで、張老板がとうとう亡くなったって、本当なのでしょうか…? E-330、今は発売したばかりでちょっと値段も高いですけれど、夏辺りに E-1 の後継機が出るんじゃないかというウワサなので、そのあたりで少しお値段も落ち着くんじゃないかと…w フォーサーズだとレンズも大口径且つズームの割には小ぶりになるので、旅のお供に良いかと思います。あと、330 はグリップも良いですv と付け加えておきます♪ (2006年05月26日 14時06分48秒)
青色の絵付けの蓋椀、素敵ですね。
私も欲しい! 食器大好きなのですが、今は良い物はなかなか使えません。 首を痛めていて、疲れると手に痺れが出て、食器などを落としてしまうことがあるのです。 だから、壊しても惜しげがない物や、丈夫な物(ちょっと無骨ですが)を使うことが多くなってしまいます。 合羽橋に行ったときに買ってくるのですが、その近くに、中国茶のお店があります。 普段は、横浜の中華街でお茶を飲んでくることが多いのですが、町中で中国茶を飲めるお店があると、つい、覗いてしまいます。 お茶受けも楽しみですし。 早く首が治って、お気に入りの茶器でお茶が飲めるようになりたいです。 一応、茶盤なども揃えてあるのですもの。 (2006年05月26日 14時08分05秒)
Tuaregさん
いえ、蓋椀を除いては、どれも極めてリーズナブルなものばかりなんですけどね。 ボーンチャイナとしてはw 私にはウェッジ・ウッドはまだまだ敷居が高くて^^; 幻のボーンチャイナは、実用性と綺麗さの両面で、コストパフォーマンスまで良いという素敵な逸品でした。久々に、買って良かった~と愛用してます。 実用性という点では、「風清堂」も、ボーン・チャイナに限らず、綺麗でしかも使い易い、良い品質のものを作っているメーカーです。 「デザインは機能だ」という言葉を思い出します。 しかし、あのメーカーを受けられたとは…さすがですねw 喫茶店でのアルバイトは、そういった目や知識を鍛えるという意味でも、良い経験になられているようですね。 良いな、と思うとあそこの製品だった、ということがしばしばあって、いつかはセットで揃えたいな…と思っているのですが…。 お茶は、それこそ撮影用に拘って淹れてみました^^ もう香りが逃げる前に飲みたくて仕方なかったですw >お店の写真より、ハナやシキさんのお写真を見ると欲しくなりますねw あはは。私の方が、売る気満々なのかもしれませんw やはり未熟なりに、お気に入りは綺麗に撮ってあげたいな、という気持ちだけはありました^^ (2006年05月26日 14時09分33秒)
sakura_x_sakuraさん
アールグレイ、私も駄目っていう人によく会います。 私も好きなので、臭いって言われると、とても傷つきます^^; 中国茶は…元々が他民族国家なだけに、種類だけでもハンパではないので、興味を持ち出すと沼のようで…。控えなければとは思うんですけど。 でも、日本でも良いお店を見つけると、案外お値ごろで美味しくいただけるんですよ♪ というか、私がその程度で満足できてしまう安上がりなヒトなのかもしれませんがw >ハナやシキさんのお勧め紅茶も教えてください^^ 今だとやはり、記事にも書いた、桐木 正山小種でしょうか。 アールグレイがお好きとのことなので、あのお茶が作られる発端になった、本当の元祖にあたる、あのお茶を、ぜひ味わってみてください。タンニンの少ない、軽やかな味わいも魅力です。 あと、The Leaf Store さんの、茘枝紅茶。 http://www.rakuten.co.jp/leafstore/492407/492233/ 甘いライチの香りが素晴らしいです。ベースがキームンなので、スッキリしています。 アイスでもクリームダウンが殆ど無いので、これからの季節にぴったりだと思います。。 香りが命なので、缶でなく、アルミ包装のものをお奨めします。 「ムレスナティー」のフレーバーティー、ぜひ試してみようと思います^^ フレーバーも色々あって、どれにしようか迷いますね。 sakura_x_sakuraさんのお気に入りのフレーバーは、どれなのでしょう? (2006年05月26日 14時14分23秒)
碧眼猫さん
こんにちは~。 ボーン・チャイナ、元々好きでしたけど、歴史については私もたまたまテレビで見て、へええ、って思って、思い入れが一層強まった部分がw やはり、龍眼ですよね! 正露丸も、お茶自体のお味が良いものは許せていたんですけど、これも探すの一苦労で。 龍眼を知ってしまった今となっては、もう正露丸は×ですw >キャーーッ 分かります^^; 試飲も命がけ?(笑 (2006年05月26日 14時16分55秒)
keiko75sさん
風清堂のボーン・チャイナの蓋椀には、あの他に中国的な黄色のものと、鮮やかな紅のものがあるんですけど、なぜかあの【青蔦】という蓋椀は、あまり巷で見かけないんです。 一番落ち着いた、日本人好みの柄だと思うんですけど…。 首の方、大丈夫でしょうか。 私も全身に筋繊維痛があって、実はあまり過度の負荷が掛けられないんです。 一時期は眩暈も酷くて…あろうことか、凄くお気に入りだった茶壷(プロフィール画像のものです)を割ってしまいました。 とても気に入っていて、しかも旦那に買ってもらった大切なものだったので、割ったときは暫く泣いてました^^; お値段の問題とかじゃないんですよね。 今はお薬のお陰で、それらの症状もかなり改善しているのですが、やはり疲れているときは要注意なので、普段使いの食器類は、丈夫で惜しげなく使えるものばかりです。 合羽橋、だいぶ昔に行ったきりなのですが、中国茶のお店は知りませんでした。 でも、街中で中国茶が飲めるお店は、見つけると嬉しいですよね^^ 一度、有名な「千年茶館」にも行ってみたいのですが、日曜の午後しかやっていないというのがネックで、未だに憧れの場所になっています。 本当、早く首が直りますように。 折角の茶器や茶盤、使ってあげたいですものね。 あの蓋椀も、元気になられたら、ぜひお仲間に加えてあげてください。お奨めです^^ (2006年05月26日 15時35分02秒)
磁器は判りませんが、一番上の写真いいですね、白の諧調が飛ばずしっかり残り、背景のよさとあいまって、カップが美しいです、カップだけについては、もう少し絞ってカップ全部にピントが、でも背景との兼ね合いですね、カップがあまりにも美しいのでつい欲が出ます。14-54mmですよね、欲しくなります。(笑)
(2006年05月28日 07時17分10秒)
1941yasu325さん
お褒めの言葉、どうもありがとうございます。 カップ自体の被写界深度については仰るとおりで、実は、もう1~2絞りしたりもしたのですが、やはり背景との兼ね合いで…苦肉の選択でした。 もう少し背景を遠ざけられると良かったのですが。 しかし、写真の出来としては、言い訳にしかなりませんね。もう少し、工夫を重ねていきたいと思います。 14-54mm、良いですよ(笑)。 (2006年05月28日 15時03分09秒) |