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カテゴリ:国力とお金
●さて平均的日本人なら 溜飲を下げると言うか、それ見たことか!・・と拍手喝采する事態がインドネシアで起きている。 ●日中で高速鉄道の受注を競って、依頼されて予算を組み、5年かけて調査してきた日本の計画を、土壇場でひっくり返して、中国に受注させた現在の政権のあわてようだ。さすがに開始早々からこんなにも問題が出てくるとは政府も考えてなかったらしいい。なんとも平和なインドネシア政府だね~ ●日本のプランを導入しようとしていた、交通担当相がいわば、自分はこのプロジェクトに責任をもてない。ただ単に手続きを進めてるだけ・・と大統領が進めた中国とのプロジェクトにさめた対応をしている。 ●それもそのはず、そもそも日本が受注に敗れた大きな要因は、計画が破綻したときに、インドネシア政府が最終的に利害関係者の債権を保証することが、条件かどうか?・・・で、日本は当然だ・・・の立場、一方で中国は保証はいらない・・と言うことで中国が勝ち取ったはずだった。 ●ところが、ともかくずさんな中国の計画が、どんどん明るみに出てきて、インドネシアのマスコミは、中国にだまされたと・・・批判が高まっている。まず年内の着工のはずが開始できず、年明けに無理やり形だけの起工式をしたはずが、当の交通担当相は出席しないなど・・異常な状態が続いている。 ●何しろ5年もかけて準備した日本の調査資料から、一部ボーリング調査データを盗み取り、形だけ整えて中国語だけの報告書を交通担当省に出したものだから、当局は審査しようにもできない状態が続いている。担当相がわずか5キロの区間だけしか許可してないのは、中国のあまりにもずさんな計画にあきれている・・と言うことだろう。 ●そこに持ってきて、プロジェクトを進めるはずの国内の鉄道各社・等が、とてもじゃないが工事を進められないと、政府にプロジェクトの保証を求めることになったようだ。交通担当省には、11の文書の提出が必要だがほとんど提出できず、見切り発車で進めているのが実情で、当然の結末だろう。これは、最初の前提だった政府は債務保証はしないので民間で進めなさい・・がと言うのとは明らかに矛盾する事態の推移だ。。 ●しかも、当の政府は、当初の話と違い、大統領令だったか政府が保証するという一文が組み込まれており、コンペをしたときの前提とはまるきり違う話になっている。。そこをマスコミに突かれた政府は、法律面の保証をしただけで、債務の保証をしたわけではない・・と苦しい弁解をしている。 ●一方,当の中国は、自分のいい加減さを棚に上げて、インドネシアがプロジェクト合意の態度を一変させた・・と非難している。 ●とんびに揚げをさらわれた日本としては、この推移、実に面白いね~。予想された通りの展開が、早々から出てきて、ホレ見たことか、いずれインドネシアが、なきついてくるよ・・とばかり冷めた目で見てるんじゃないか?何しろ、かつてフィリッピンの鉄道インフラを請け負いながら、途中で放り出して、しまった中国、後始末をしたのも日本のODAだった。今度もそんな展開になりそうな雰囲気ではあるね?さてどうなることやら、
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最終更新日
2016.02.06 01:48:38
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