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カテゴリ:保護者問題(親問題)
人が生きていくのに重要なはずの「価値観の形成」に関して、国家のイデオロギーによる押し付けや、宗教による導きや、地域や親からの伝承もすっかり薄れてしまったのが今の状態ではないかと思います。これは、人類未踏の状態ではないでしょうか。ほんの100年前であっても、「ただ生き延びる」ということさえ実に難しいことであり、宗教や地域が「価値観」を支えていないと個人も社会も到底成り立つ状況ではなかったはずです。
なら、それでうまくいっているのかというと、そうでもない。 例えば、下に書いた4つのことは、誰もがわかっているはずの当たり前のことです。 -------------------- 「なぜ生きるのか、どう生きるのか」 この問いに対する答えをさがす時、「死」について考えることはひとつの大きなヒントになると思います。現代社会においては遠巻きに眺めるだけになってしまった「死」について、もう少し近くに取り戻す必要があると思っています。「死」を通して考えることで見えてくる「生」もあると思います。 どうやって「死」を近くへ取り戻すのかということについてを、もう少し練っていく必要もあると思うのです。それには、多くの議論が必要だと思います。 そうして見えてきた「生」の中に、失われた「つながり」を再生する意味が見えてくるのではないかと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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小学校で育てた豚を食べるか否かで議論する・・・そんな映画があるそうですね。
生や死は何も人間に限った話じゃぁありませんので、ときにはこういった議論も必要なのかも知れません。 すっかり希薄になった人間関係ですが、でも結局人間は一人では生きられません。 >「なぜ生きるのか、どう生きるのか」 普段はこういったことを考える必要性すら気付かないんでしょうけれど、答えは見つからなくとも漠然であっても考え続けることが大切だと思います。 我が家は今日は地域の文化祭に出て、主に年配の皆さんと交流してきました♪ (Nov 1, 2009 11:23:14 PM)
しぇるぽ911さん
>小学校で育てた豚を食べるか否かで議論する・・・そんな映画があるそうですね。 「ブタがいた教室」ですかね。「おくりびと」なんかのヒットもそうなんでしょうが、生や死について考えるという行為が希薄になってきていることへの危機を感じている人が映画という表現を借りてメッセージを送っているのではないかと思います。 >普段はこういったことを考える必要性すら気付かないんでしょうけれど、答えは見つからなくとも漠然であっても考え続けることが大切だと思います。 そうなんだと思います。毎日考えて暗くなる必要もないでしょうけれど、忘れてしまってはいけない事だと思います。 >我が家は今日は地域の文化祭に出て、主に年配の皆さんと交流してきました♪ お子さんにとって、そういう機会を増やしてあげることが必要なんだと思います。 (Nov 2, 2009 01:33:29 AM)
そうして見えてきた「生」の中に、失われた「つながり」を再生する意味が見えてくるのではないかと思います。・・・・・・
* そうなのでしょうね。 死について考え、そこから生きる意味を考える。 そうなのでしょうね。 人間が、この問題を真剣に考えるときが来ていますね。 学ばせられました。 (Nov 2, 2009 07:30:57 PM)
問題はここに集約されてると
最近感じています。 子どもに愛情を注げない、注いでいないことに気づけない 親が確実に増えています。 愛情を注がれてるということをいつも体感できると 自尊感情が生まれます。自分を大切にできる子は 他者も大切にできる。 正しいことを教えることで「修正」はできない。 「修正」するためには愛情で最低限の心のコップを 埋める必要がある。 このことをいろんなことが立て続けにあって心から 感じています。 宗教が支えだと、最低でも「神」から絶対愛されてるんですよね。 身近な大人が身近な子どもに無償の愛を示すこと。 (つながること、やさしくすること、厳しくすること) 地道なんですが、それしかできないのか… という結論に達しました。 (システム作ってなんとかしてもなんともならなかったもんで) (Nov 2, 2009 11:32:14 PM)
*namiママ*さん、コメントありがとうございます。
>子どもに愛情を注げない、注いでいないことに気づけない >親が確実に増えています。 そうなんですよね。できない以前に「気づいていない」という問題があるのです。 これは、私が今書いている「価値観の形成ができていないということに気づいていない」と同じかも知れません。 じゃあ、気付かせるには何をしたらいいのかということを考えないといけないような・・・。 >自分を大切にできる子は >他者も大切にできる。 これですよね。変な意味で自分を大切にする(自分を過保護にする)のですけれどね。ちょっとそれは違うよって言いたくなるような。 >宗教が支えだと、最低でも「神」から絶対愛されてるんですよね。 >身近な大人が身近な子どもに無償の愛を示すこと。 >(つながること、やさしくすること、厳しくすること) >地道なんですが、それしかできないのか… >という結論に達しました。 それは正論であると同時に、無理もある様な気もしています。そうして「愛が愛を育てる」ことがプラスの状態で引き継がれていればいいのですが、マイナスの局面に入ると、0.9*0.9=0.81と、どんどんマイナス成長してしまいます。そんな簡単な掛け算ではないにしても、心配な部分はあります。 (Nov 3, 2009 11:21:46 AM)
今日9729さん、コメントありがとうございます。
>人間が、この問題を真剣に考えるときが来ていますね。 暗くて辛い問題なので、避けられがちになってしまっているのだろうと思います。昔はそんなに真剣に考えなくても、宗教が「答えはこれ」って言っているのを信じていればよかったのでしょうけれど、そうじゃあなくなってしまいましたからね。真剣に考えないといけないと思います。 (Nov 3, 2009 11:29:32 AM)
繋がりを分断していた個人情報保護法の一部見直しを始まるようです。この法律の下、小学校などでも連絡網が作成されなくなり親の交流が途絶えました。
(すべてとはいいませんが、連絡網で初めてでも連絡する・声を聞く・話をすることによって親の繋がりもありました)ご近所の情報もこの法律で誰が住んでいるのかも判らなくなりました。 プライバシーを守る、人間関係を深める、この相反することは人間にとってどちらが重要か考える時期にきているのかもしれません。 個人情報保護法の下でも、漏れてはいけない情報は何故か漏れていたように感じています。 (Nov 3, 2009 01:12:35 PM)
トウサンさん、コメントありがとうございます。
>繋がりを分断していた個人情報保護法の一部見直しを始まるようです。この法律の下、小学校などでも連絡網が作成されなくなり親の交流が途絶えました。 あー、そうなんですね。知りませんでした。 何事もメリットデメリットを考えながらやっていく必要があると思います。こんな法律があると、運用されて実質的な影響が出る面(おっしゃるように、学校の連絡網など)と、心理的に影響が出る面(なんだか必要以上に個人情報を守りたくなっちゃう気分)があると思います。 >個人情報保護法の下でも、漏れてはいけない情報は何故か漏れていたように感じています。 確かに(苦笑)! (Nov 3, 2009 02:31:17 PM)
死があふれているのに、身近な人の中では
タブーのように扱われている気がしますね。 生きていて何が楽しいか、これからどのように生きたいか、どのように死んでいくまでを過ごしたいか、 そんな話をするチャンスがたくさんあれば、いいのですよね。うちは親子でも夫婦でも友人間でも常に交わしているから、そういう意味でうちの娘はそれを考えないと生きていけないと、インプットされている節がありますね。 でも、ひとたび外に出てそんな話をするとめんどくさいヤツ、と扱われることも心得ているので、話す相手を選ぶらしいです。 バブルの前後で、議論ということ自体の意味がすごく 変わってしまった気がするのは気のせいでしょうか。 (Nov 3, 2009 10:04:16 PM)
すぎじろうさん、コメントありがとうございます。
>そんな話をするチャンスがたくさんあれば、いいのですよね。うちは親子でも夫婦でも友人間でも常に交わしているから、そういう意味でうちの娘はそれを考えないと生きていけないと、インプットされている節がありますね。 そんなに重くならなくてもいいから、普通にそういう話ができるようなメンタリティを持たないといけないのでしょうけれどね。 >でも、ひとたび外に出てそんな話をするとめんどくさいヤツ、と扱われることも心得ているので、話す相手を選ぶらしいです。 それは、私もそうです。タモリが「暗い/明るい」 で人を二分化しようとした1980年の頭あたりから、特におかしくなったような気がします。バブル期にはさらにそれが進んだのではないでしょうか。 (Nov 4, 2009 12:26:47 AM)
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