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April 1, 2004
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『ガラスの球体』とコーヒー。



見たことありませんか。


それはサイフォン(サイホン)と呼ばれています。

こちら

上海ビジネス・生活現地情報掲示板

で『サイフォン(サイホン)』の話題が出たので、説明しようと思います。


サイフォン(サイホン)とは、こんなものです。

siphon



見たことありますか?

写真の古さはほっといて下さいね(笑)




使用する器具として、サイフォン用具(フラスコ、フィルター、ロート、スタンド、アルコールランプ)ヘラ、メジャースプーン


湯の温度が機械的に管理できるので、同じ味を出すのに好都合です。
お店などでも、マニュアル(コーヒーの粉の量、攪拌、お湯との接触時間)を作れば誰にでも簡単に抽出できます。

コーヒー豆の挽き方は、中挽き、中細挽きがいいでしょう。


作業の流れとしては、

1:下のフラスコの湯が沸騰(沸騰しはじめ、泡が出はじめた時)してから、コーヒーの粉の入ったロートを差し込みます。
  ロートをフラスコに差込むと、フラスコ内の沸騰したお湯は、気化した水蒸気とフラスコ内の膨張した空気の圧力により、管を通って上部のロートに上昇します。

2:ロートの中のコーヒーの粉とお湯がよく混じり合うように、ヘラまたはスプーンでかき混ぜます。
  ロート内でのコーヒーの粉とお湯の接触時間で味が決まります。

3:そのまま30秒ほどおいたら、アルコールランプの火を消します。
  そうすると、水蒸気が冷却し、ロート内のフィルターでコーヒーの粉が濾され、コーヒーが下のフラスコに落ちてきます。



  う~ん、理科の実験みたいですよね(笑)



一時、サイフォンブームがあったと聞きます。
多くの喫茶店で、その器具の形態と共に、アルコールランプによる抽出方法の演出効果から、よく使用されたそうです。



難点としては、ガラス製なので壊れやすい事があげられます。。
特にフラスコの外に付いた水滴は、よく拭いてから加熱しないと、ひび割れの原因にもなりますので気を付けてくださいね。使った後はよくすすいで、コーヒーの脂肪分を落とし、乾いた布でキレイに拭いておきましょう。

そして、もう一つ。

これが一番の難点なのですが、味です。
ドリップで淹れたコーヒーになれている方は、物足りなさを感じるかもしれません。
全体として、味に広がりがなく、平坦な味になりやすいところがあります。


上海の『U@Cコーヒー』はサイフォン(サイホン)での抽出でした。
なかなか、手際も良かったので、妙に感心してしまいました(笑)
味は「・・・」ですが。




日本にも数限りないコーヒー店がありますよね。
その中には、サイフォンにこだわり、サイフォンでの抽出を熱心にされてる、サイフォンに特化(?)した店もあるようですが、上記に記した通り、味の期待はあまりできません。・・・と思っても、


  そんなこと言っちゃダメですよ(笑)




英語ではsiphon coffee-maker(そのままですね、笑)

siphonというのは「管」という意味のギリシア語が語源らしいです。

日本語では、サイフォン、サイホン・・・まぁ、どちらでもいいのですが、検索マシンに入力する時には「サイフォン」と「サイホン」では違う引っかかり方をするので、面白いです。





コーヒーとは関係ないのですが、サイフォン(サイホン)の原理を利用した、誰でも作れるお手製給水装置というものを見つけました。
サイフォン(サイホン)の原理について、図での説明もあり、


   あ~小学校の実験でもやったかもな~


と、一人納得してしまいました(笑)

へぇへぇへぇ・・・ですよ(笑)↓↓↓

賢い人はいるもんですよね。お手製給水装置。














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最終更新日  April 6, 2004 06:12:40 AM
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