|
テーマ:フォトライフ(4656)
カテゴリ:紫式部と源氏物語
「Dog photography and Essay」では、 「愛犬もも」と「源氏物語1話桐壺の研鑽」を公開してます。 ![]() 桐壺更衣が死ぬのであったらこのまま自分の傍で死なせたいと帝は考えたが、今日から始めるはずの祈祷も高僧たちが準備をしていて、それも必ず今夜から始めねばというようなことも申し上げて方々から更衣の退出を促すので、別れがたく思いながらお帰しになった。帝は悲しみで一杯になって中々眠ることができなかった。 ![]() 帰った更衣の家へ文を書いたが使いはすぐ帰って来るはずがなかなか帰って来ない。使いが持ち帰った文に返辞それすらも書くことが出来ないでいた。更衣からの返辞を聞くことが待ち遠し いと仰せられた帝であるのに、使いは、夜半過ぎに桐壺更衣は、お亡くなりになりましたと言って、故大納言家の人たちの泣き騒いでいるのを見ると力が抜け落ちてそのまま御所へ帰っ て来た。 ![]() 更衣が亡くなった知らせを受けた帝の悲しみは大きく、そのまま引きこもっておいでになった。 その中でも忘れがたみの皇子はそばへ置いておきたく思ったが、母の忌服中の皇子が、穢れの多い宮中においでになる例などはないので、更衣の実家へ退出されることになった。 皇子はどんな大事があったとも知らず、侍女たちが泣き騒ぎ、帝のお顔にも涙が流れてばかりなので不思議に感じているふうであった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[紫式部と源氏物語] カテゴリの最新記事
桐壺の更衣は、儚く亡くなってしまったのですね。身分が低かったためにひどい苛めにもあい、この時代は残酷ですね。
(2024.05.12 11:05:32)
可哀想な別れでしたね。帝の情の深い方だったのですね!
(2024.05.12 11:18:44)
こんにちは。福岡宗像は雨です。 ご来訪、そしてランキング応援、有難うございます。 日曜日、今朝は早めに起きて色々と片付けました。 午前に、家内の面会に行きました。母の日なので、 遠方の子供達からのプレゼントのメッセンジャーボーイです。 とても喜んでいて、言語訓練も快調でした。気分は大事ですね。 終日、雨の予報でウォーキングは出来そうにありませんが、 ゴルフ等で貯金が一杯なので、問題ありません。(^-^) 今日も佳き一日でありますように。 応援(^-^)V (2024.05.12 12:52:05)
こんにちは。
桐壺が実家へ戻り、帝は桐壺の事が気がかりで文を届けたりしていたのに、それもむなしく桐壺の更衣はなくなるんですね。 皇子はまだ小さいので母親が亡くなったことがわかっているのかいないのか実家に戻ったんですね。 (2024.05.12 13:05:01)
帝の愛情が深くなればなるほど周りからはひどいことをされて、どんなにか辛いままに体調を崩されていったか。
儚く亡くなられたあとも、帝の心も乱れ、皇子は何も分からない様子でなんともお気の毒ですね。 (2024.05.12 14:03:05)
なくなった更衣も心残りはたくさんあったでしょう。とりわあけ宮中に一人残されるわが子を思えば死ぬに死にきれないことでしょう
(2024.05.12 19:21:39)
当時は病気となると不可解なことも有ったでしょうね。
(2024.05.12 20:40:51)
ももちゃんのお写真、いつもとっても素敵ですが、今日は特にその目が良いですね。(#^.^#)
お見事です。 とうとう亡くなってしまいましたか。 帝の悲しみが伝わってきます。 (2024.05.12 20:52:53)
いつもコメントありがとうございます。
(2024.05.12 20:53:26)
コメント有難うございました(^‐^)
亡くなってしまって残念ですね(T-T; (2024.05.12 21:21:41)
ももちゃん、木のベンチ上?で、ペタンと座ってるけど、疲れてるの~?
その場所から、何が見えてるのかなぁ~? (2024.05.12 23:26:53)
亡くなってしまったとは悲しかった事でしょうね。
皇子は返されちゃったんですね。 (2024.05.13 01:42:13)
おはようございます。以前新幹線車両で蛇が見つかりましたが、今度は山手線の車内にヘビ、職員が座席シートの下で見つけ捕獲。どこで入り込むのか、監視も大変ですね。
桐壺、亡くなってしまうほどの重病だったのですね。 今日も、良い一日をお過ごし下さい。 (2024.05.13 06:46:04)
おはようございます!
いつもありがとうございます♪ とうとう桐壺が亡くなってしまいましたね。 帝の悲しみはさぞ深かったことでしょう。 でも、何もまだ理解できない 皇子も不憫ですね。 (2024.05.13 07:45:27)
|