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2006年03月05日
テーマ：政治について(19783)
カテゴリ：国内政治
 花粉が舞い散る日本列島、美しい極東の島国には似合わない季節がやってきた、以前はサクラの季節と楽しみにしていたのだが・・・ そんなこんなで本日は皇室典範改正のお話。 男系女系議論は、決して政争の具に堕してはならんと「天皇制１」、 「天皇制２」で記した、それは当然のことだが、民間や井戸端会議で 議論しあうのはまったく問題ない、もっと深めて欲しいほどだ。 イエローペーパー朝日が、寛仁さまの発言をストップさせようと記事を書いたわけだが そこまでに至る流れを記し、有識者会議の怪しさをつなげて掲載する。 寛仁親王は、「歴史と伝統を平成の御世でいとも簡単に変更して良いのか」と女系天皇を 容認する意見を批判し、また「万世一系、125代の天子様の皇統が貴重な理由は、神話の時代の 初代神武天皇から連綿として一度の例外も無く、『男系』で続いて来ているという 厳然たる事実」と指摘。 その後、06年1月3日付毎日新聞、雑誌『文藝春秋』06年2月号でも 同様の見解を表明し、後者では、小泉首相や有識者会議が女系天皇容認の方針なのは 今上天皇の内意を受けてのことではないのかという噂については「ご本人に直接確認しては いないが、あの慎み深い天皇様が女系天皇や長子優先継承に賛成なさるはずはない。 噂は事実無根の臆測だろう」と推断している。 これを受けて、批判記事を載せたのが 天下の朝日新聞だ、06年2月1日付けの社説で「寛仁さま 発言はもう控えては」と題し 陛下や皇族の発言は明らかな憲法違反と断じ、釘をさした。 この朝日の社説は珍しく、至極まっとうな見解ではあるが、之より前に始まっていた 女系議論の話をしておかねばならない、さかのぼって橋本内閣当時、すでに男系女系議論は 始まっており、橋本元首相は、皇族方に意見を拝聴しようと提言していたのだが、 官房副長官古川貞二朗は、これを拒否、聞く耳を持たなかった。 このあたりで、秘密裏に皇族の方々の意見を聞くことは大切だろう、だから今回のように 寛仁さまが心情を吐露する結果になったのではないか。 ご存知の方も多いだろうが、古川は今回の有識者会議の事実上の中心人物であり 「天皇陛下は女系天皇に賛成である」というまことしやかな噂は、彼の周辺から 流れてきている、さてさてここまで読んで、ああなるほどと思っていただけだのではないか。 古川は女系もいいのではないかと議論を進めていき、有識者会議を小泉首相と組んで発足 秘密裏にわずかな期間で、女系容認皇室典範を作成したのだ。 これに対し、寛仁さまは反発をし、上記のような発言を繰り返すことになったのだ、 そして、この意見を封殺するために、古川貞二郎は「天皇が女系を認める発言」を捏造し 威光をかりて、皇室典範改正をごりおししようとした。 「陛下は、男系女系論については一切、口を開いていない」 これが公式見解である、なにがあろうとこれが公式発言だ。 イエローペーパー朝日新聞よ、有識者会議に女系容認は拙速ではないかという記事を 書いたときは、たまには頑張ってくれると思っていたのだが、今回の記事はいただけない。 寛仁さまに対し、ご発言を控えては、という記事を書くのなら、是非とも同じように 古川のような主要な位置にいる人間が、適当なホラを吹いていることを叩いて欲しい。 政争の具にして皇室の光をくもらせるような輩は、いますぐ主要なポストを去れ！   ↑ ↑ 皇室典範改正問題は終わっていない、常に公平な情報を！ちなみに私は男系維持派 一 夢 庵 風 流 日 記 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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