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カテゴリ:個別銘柄
業績予想について、もう少し細かく見てみます。 有報及び決算説明会資料から、セグメント(商品)別の売上高と粗利益率、今期の売上伸長率予想の数字を引っ張ってきて、今期の粗利益率がどのくらいになりそうかを計算してみました。 結果、粗利益率の高い&売上高比率の高いトイレタリー・整髪剤・育毛剤の3つが伸びることにより、売上高以上に粗利益が伸びるため、予想粗利益率は73.88%と07.3月期の73.5%を上回りました。 ということで、業績予想の前提となっている営業利益率19%を達成するためには、販管費率を54.9%以下に抑えればよいことになります。 販管費率は06年3月期が54.4%、07年3月期が53.1%でしたから、この数字は比較的達成が容易そうであると想像できます。 ただし、今年度にかかってくる費用について、もう少し深く分析する必要があります。特に建設中の研究開発棟の減価償却費と人件費の増加は注意が必要です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.06.25 10:14:44
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